グレングールド | 薔薇とバラード

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大人ピアノ、50歳過ぎてから教室へ通い始めました。18年程教室に通いました。モーツァルトからはじめてショパンを練習中。気がつけば古希になっていました。
緑内障、白内障の治療中。
バラを育てています。
犬と猫飼っています。どうぞよろしくお願いします。

 

 

昨夜のDVD鑑賞はグレングールド。 若い頃気になっていた人だ。 ピアノを始める遥か前、話題になっていた。 ものすごくゆっくりとピアノを弾いて指揮者を困らせた(困惑したのは聴きに来た人?)そのCDも手に入れて、クラシックもあまり聴いたことがない時代、TVか何かで話題になったその人のことが知りたくて。 確か50歳で亡くなられた、その時に話題になったと思う。1980年代のこと? ピアノ、習い始めてすっかり忙しくて他の人のCDや何かは聴いて来なくて、習っている最中の曲だけしか聴いて来なかったから、すっかり忘却の彼方にあった。 ピアノを習う前、ミステリに凝っていて、最初は本、のちに映画。 「羊たちの沈黙」シリーズでモーツァルトのピアノソナタ変ロ長調を弾くレクター博士のことが気になって、モーツァルトの変ロ長調ソナタを、端から弾いてみた。 だから最初の発表会ではそれを。でもそれでなくて、別の曲の変ロ長調を別の発表会で弾いた。たぶん、K.333のことだと思う。トマス・ハリスさんにお聴きしたわけではないので定かではない。 それからレクター博士は犯罪者ながら、グレングールドのバッハを聴いて脱獄。あとに残されたグールドのカセットテープ......。なかなか凝った演出だった。 今はたっぷり時間があるので、またグールドを聴いているというわけだが、この人のDVDを見るとバッハと同じくらい愛している椅子!!とか面白いことばかりが出てくる。弾き方もユニークで、ある時点からコンサートをやめたことについて、不快だというようなことだった。わかるような、わからないような。 それで気になってマイライブラリーのグールドのはないかと探すとバッハ平均律クラヴィーアがあった。