生まれつき、片側の乳頭が上に位置していたり、バスト全体が片側だけ上に付いている場合があります。

もちろん、私たちの身体のすべての部分が完全に左右対称であることはなく、多少の左右差は正常な範囲であり、問題ありません。

しかし、その差が1cm以上、さらに立った状態でバストの高さに1.5~2cmほどの差があるケースもあります。このような場合は、左右の高さの差が大きいケースに当たります。

(左右差のあるバストは、大きさが単純に違う場合、乳頭の位置が違う場合、バスト自体の位置が違う場合、垂れ方が違う場合、胸郭の幅や突出の程度が違う場合などに大きく分けることができます。)

バストのアンダーラインが同じ高さになるようにデザインして手術をすると、服を着たときには、最も自然に左右対称に整っているように見えます。

しかし、問題は服を脱いだときに生じます。

このように手術をすると、乳頭からアンダーラインまでの距離が片側だけ長くなり、片側の乳頭だけが上を向いているような形になってしまい、左右差がより目立ってしまいます。

一方で、乳頭からアンダーラインまでの距離を正確に同じに設定して手術で再現すると、今度は左右のバストが完全に別々に存在しているような印象になり、両側のバストが階段状に並んでいるように感じられるため、それも不自然に見えてしまいます。

そのため、この2つの状態の中間程度に調整し、左右差をできるだけ目立たなくすることが、より自然な仕上がりにするための方法です。

そしてこれは、非常に繊細な手術によってのみ実現できるものです。