乳房下溝切開で他院にてフィラー除去と同時にインプラント挿入術を受けられた患者様。
今回、インプラントを抜去するとともに、残存していたフィラーもあわせて除去する手術を行いました。
正直、とても衝撃的でした。
インプラントの周囲には、カスタードクリームのように固まったアクアフィリングがびっしりと付着し、インプラントを包み込むような状態になっていました。
やっと顔を出したその姿は、まるで卵のようにも見えます。モティバのインプラントですね。
インプラントを取り出した後の乳房内は、まるでカスタードクリームのような見た目で、フィラーがびっしりと張り付いていました。本当にこれが乳房下溝切開で行われた手術の結果なのでしょうか。
フィラーは固まっていて簡単には剥がれません。組織にこびり付いたものを一つひとつ丁寧に剥離・摘出する大がかりな手術となりました。鍛えられた手ではありますが、今日は内視鏡を持ち続けた左手が少し痛むほどでした。
「ここまで大まかな手術をしているのか……」という言葉しか出てきませんでした。
それにもかかわらず、「乳房下溝切開のほうが安全で、よりきれいにフィラーを除去できる」と宣伝していることには驚きを隠せませんでした。
豊胸手術で長い実績があり、有名なクリニックであってもこのような状態なのだと感じました。そして、多くの患者様はその実情をご存じないのだと思いました。
このような手術でも多くの患者様に選ばれているのであれば、私はこれからさらに良い結果を積み重ね、より多くの方に選んでいただけると確信しました。
一度難しい状態になってしまった乳房の再手術は決して簡単ではありません。それでも私は、一例一例に誠心誠意向き合い、細部まで妥協することなく丁寧にフィラーを除去しました。
私を信じて手術を任せてくださる患者様には、決して妥協せず、常に最善の結果をお届けすることを信念としています。
そして今も少しずつその評価をいただいていますが、これからさらに多くの方に私の技術と職人としてのこだわりを知っていただけると信じています。



