久しぶりになってしまったのですが、先日初めてニューヨークに行ってきました
なんと、初東海岸。Father Tedは西海岸在住です。行ったことがあるアメリカは、大昔テキサスのヒューストンから北西部まで車で旅した時のそれだけ！ラスベガス近辺を通過したけどラスベガスの街の灯りは高速から眺めただけだし、ロサンジェルスも郊外のどこかを通過しただけだし、唯一グランドキャニオンは見た程度。せっかくアメリカに住んでいてもほぼ在住州しか知りませんでした。
そして、今回いきなりニューヨークに行って何を感じたか？
うっわ！これがアメリカかぁ〜！
西海岸は東よりも歴史が浅いので建物は新しいし、在住都市のダウンタウンは本当に豆粒のように小さいし、かれこれな年数住んでいますがいまだにアメリカに住んでいるという気持ちがわかない
ニューヨークは流石に「うわ〜アメリカに来た〜！！」と思いましたね
その前に、実はアメリカという国には興味がなくて
子供の頃もこっちに来ることになった頃も、生涯アメリカには行くこともないだろうなと思ってたのですな（人生何があるかわからん）なのでニューヨークに関しても全く興味もなく、何があるのかもわからないし、行くからと言ってガイドブックを読む気にもならず、何も知らないまま家人の出張に同行して行ったんです。
しかし、うん、やっぱりすごいなニューヨーク。古い建物（20年代とか30年代ですでに高層ビル）が多くてアールデコっぽいビルの装飾が凝ってて、グランドセントラルステーションの天井の星座とかすごく素敵でしたし、映画に出てくるビルがゴロゴロしてるし
なんか街の雰囲気がヨーロッパに近い、距離的にも確かに近い。
セントラルパークもこんな大都会ど真ん中にこんな大規模な公園があるのかと驚いたし、中心にはすごく大きい聖堂があって、旅程７日間、街歩きしてホテルに戻る前に毎日その聖堂に寄って帰ってました。
ロックフェラーセンターの近くにあったセントパトリック大聖堂。セントパトリックといえば、アイルランドの聖人。ニューヨークの警察官って元々はアイルランド系が多かったらしいですね？この大聖堂はカソリックの大聖堂。英国の寺院や聖堂とまた雰囲気が違うんですな〜。
内部、最奥に聖母マリアの部屋があり、そこは写真撮影禁止だしガラスのドアで仕切られていました。意を決して入室してみると、ん！？！？となるほど空気が清浄。ものすごく静謐な空間で驚きました。
そして、これは入り口近くにあったのですが
この箱（蛇口）はなんなのか？
なんと、聖水が出る蛇口
カソリックの寺院や大聖堂って他にパリのノートルダムとウィーンのシュテファン大聖堂しか知らないけど、聖水の蛇口なんてあったのかな〜？初めて見ました。聖堂内には入り口近くにショップがあってメダイやロザリオなどが販売されています。その中に中身が空のガラスのボトルがあるんですな。あれは聖水入れだ！と思ったので、早速ショップでガラスボトルを買ってきて（セントパトリックの名前とクローバー、大聖堂がガラスボトルにプリントされてる）
入れますよね〜このミニボトル目一杯入れた
これ最高のお土産じゃない？私だけかな？
というわけで
ニューヨークで聖水汲んできた
そういえば、識子さんは教会ではイエスキリストに会えるとか言っていたはずなので、大聖堂では心の中でイエスキリストに話しかけていたのですが、何日に家に帰るんですココに来させてくださってありがとうございますと報告？して翌日最後のお別れにセントパトリックに行きました。
そうしたら
結婚式が行われていて、オペラ歌手みたいな人（司祭さん？白い衣装でストールつけてたけど体型がオペラ歌手）がアヴェマリア歌ったりバッハの曲歌ったり
入り口の上にあるパイプオルガン↑
パイプオルガンの荘厳な音色とまるでオペラ歌手の女性の素晴らしい歌声が聴けましたぞ。感動して涙出そうになった。この時式を挙げていた新婚さん、お幸せに〜
というわけで、最後の最後に良いものを見せてもらった
ニューヨークの旅の良い思い出になりました。
ちなみにFather Ted、なんとアイスランドに行く時も忘れましたが今回のニューヨーク行きも財布を持っていくのを忘れたんですな。お会計前に「Apple Pay使えますか？」と聞きまくる羽目に
訪れた場所で唯一使えなかったのはアメリカ公共図書館。それ以外は地下鉄でもケーキ屋さんでも博物館も美術館もApple Payが使えました！
それから、ほぼ一人行動でしたがマンハッタンは怖い思いもしなかったし、観光客が多いのもあったからかもしれないけど一人歩きしても何も問題なかったです。
さて、10月には日本にまた戻ります。戻ったら神社巡り楽しみだな〜