2月某日、大國魂神社と深大寺に行ってました。
深大寺は特に父が好きだったので子供の頃はよく連れて行ってもらってました。近くのらくやき屋さんで絵付けしたり、蕎麦食べたり水車グルグル見たり
去年は丁度花まつり(お釈迦様の誕生日)の日に行っていて、本堂の前に設置されたお釈迦様の像に甘茶をかける事ができました。そして、その横のテント内では実際にその甘茶をいただくことが出来たんですな。ずーっとあの甘茶、気になってたんです。高校でもやはり花まつりは行われたので、どんな味なのか飲みたい!と思っていました。実はただの水をかけてるだけじゃ!?と疑ったりもしていました
実際にいただいてみて、甘茶は名前の通りほんのり甘くて優しい味でしたね
この甘茶の原材料は紫陽花の仲間だったんだとこの時に知りました。
これは元三大師堂。Father Tedは個人的に真言宗に縁があるようなのですが、実家の宗派は天台宗です。天台宗について調べていた時に元三大師が超イケメンで女官から黄色い歓声が上がることが多々あり、豆大師になって四方八方に逃げた!?などという伝説を読んで、元三大師に興味津々になりました。なんでちっさくなって逃げたんだろう
深大寺の元三大師堂も、コロナ以前は申し込みをしていなくても堂内に入って護摩祈願に参加できましたが、今はまだダメですね
そして、これは元三大師の散華
色がパステルカラーで可愛いのにこの図柄!最高です。素の元三大師に鬼大師に角大師に豆大師に梵字キリークと、元三大師を網羅した散華なのですな。改めて素の元三大師のお顔を見ると目は大きくてはっきりしている。眉毛も太いし縄文系の濃い顔をしていたのだろうか
そういえば上野の寛永寺では御朱印をいただく時に散華がもらえまして、深大寺ではだるま市の時に御朱印をいただくと角大師の散華がおまけにもらえるみたいです…来年のだるま市に行かねば
そして、散華…みんな、もらった散華ってどうしてるの?
そのまえに散華とは
寺院で法要を巌修する時に、諸仏を供養するために花が撒かれます。これを散華(さんげ)といいます。元来は蓮弁をはじめとする生花が使われましたが、いつのころか蓮の形をかたどった色紙が代用されるようになりました。
で、結局散華ってどうするの?ファイリングするの?
財布に入れるとか、栞にするとか、飾るとか、らしい?
深大寺と言えば蕎麦なので食べた蕎麦画像。大国魂神社を十分堪能してからノコノコと深大寺に到着した時には時間が遅めだったんですな。もうお昼はとうに過ぎ
ガラーン…シーン…誰もいない広いお部屋。
まるで居残り給食みたいな感じでぽつんと1人で食べました(孤独のグルメ
ちなみに、タイトルの「4月の8日はお釈迦さま〜」は、実際には「しわすの8日はお釈迦さま〜」から始まる「成道会の歌」の歌詞です。
師走の8日はお釈迦さま〜
仏になられた成道会〜成道会〜
蓮華の子供よ はねはね踊れ
蓮華の子供よ〜
はーねーはーねーはーねー、踊れ〜🎵
という歌詞が続きます
「成道」とはお釈迦さまが悟りを開いた事で、その成道会は12月8日。お誕生日である花まつり(灌仏会)は4月8日。灌仏会と関係ない歌でした