The Twelfth Day of Christmas | マザーグースのうたに魅せられて

マザーグースのうたに魅せられて

英国伝承童謡(Nursery Rhymes)はマザーグース(Mother Goose)
という名で知られています。

このマザーグースで、すっかり魅了された私、ふぁざぁぐうすが、
つたない知識と英語力でマザーグースについて紹介していきます。

クリスマスの12日目
恋人が私に贈ってくれたプレゼント
12人の飛び跳ねるご主人様
11人の踊れるご婦人方
10人の笛吹く笛吹き
9人の叩けるドラマー
8人の乳搾るメイド
7羽の泳ぐ白鳥
6羽の横たわる鵞鳥
5つの金の指輪
4羽の汚れた小鳥
3羽のフランス雌鶏
2羽の雉鳩、そして
1羽の梨の木に止まるヤマウズラ

The twelfth day of Christmas
My true love sent to me
Twelve lord a-leaping,
Eleven ladies dancing,
Ten pipers piping,
Nine drummers drumming,
Eight maids a-milking,
Seven swans a-swimming,
Six gees a-laying,
Five gold ring,
Four colly birds,
Three French hens,
Two turtle doves, and
A partridge in a pear tree.

the Dictionary of Nursery Rhymes

なぜ、今頃クリスマスか・・・^^
前回も書きましたが、マザーグースには新年の歌がすくなく
クリスマスの歌が圧倒的に多いです。

実はクリスマスの12月25日から、1月6日までの12日間
これが「クリスマス」だとする風習があるからだそうです。
今日はいわゆる「十二夜」で主イエスの顕現を祝う日だとか。

このライムも今日のために歌われたうた。

The first day of Christmas
My true love sent to me
A partridge in a pear tree.

The second day of Christmas
My true love sent to me
Two turtle doves, and
A partridge in a pear tree.

という風に、一人づつ増やして歌っていく。
途中間違えた人は罰ゲーム・・・という、
遊びだったそうです。

なんかコンパゲームに同じようなのがあったな。。

因みにこれはフランスの方で盛んに行われ、
イギリスのムクドリは梨の木に止まる習慣が無いことから
発祥はフランスではないかと言われています。

また、「汚い小鳥」とはマザーグースにしばしば出てくる
Black birdの事ではないかと。。。