留学後の大学受験 ㉔私がカナダの高校留学と日本の大学受験の相性が悪いと思う理由 | リッチモンド、我が家そしてカナダ留学という謎なもの

リッチモンド、我が家そしてカナダ留学という謎なもの

息子がBC州のリッチモンドにある公立の高校に2年間留学しました。留学エージェントWがエージェントとして正常に機能しておらず、どうなることかと思いきや、リッチモンドの温かい人たちによって支えられた留学でした。そんな我が家とリッチモンドのお話です。

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㉓の続きです。

 

 

 

カナダの高校ではELLという英語の授業はあるものの、IELTSのスコアを上げるためにはIELTSに特化した学習が必要です。しかし、留学生が留学中にIELTSの勉強をする、というのは大変だと思います。カナダの年度末が6月、そこで帰国となると、ばたばたと帰国をするやいなや、夏に始まる大学出願に向けての山のような書類の準備を始めなければなりません。

準備についてはこちらでもお話をしました。

 

 

 

 

 

実際息子は帰国前は、高熱が出てしまい、そこからなんとか学校の学期末テストをこなし、帰国準備に追われ、帰国したときはボロボロの状態で、帰国してからず~っと泥のように眠り続けました。おかげで受験の準備は一歩も二歩も出遅れてしまいました。

 

最終的には希望する大学に合格できたので、こんな風に「泥のように寝てました~っ!」なんて悠長な言い方ができていますが、当時は息子の泥状態を見ながら本当に受験の準備が間に合うのかどうか、ひやひやしながら見ていました。

 

息子が通ったリッチモンドの高校は学習レベルが高く、最後の期末テストが終わるまでずっと勉強に追われました。では、息子だけかというと、そうではなく、カナダの高校を卒業するためには魔のEnglish12(カナダ人も泣かされる難易度の高い授業!高校3年生用の英語)の単位が必要です。超超超(くどい?)優秀な留学生は別として、やっぱりテストでボロボロに疲れ、帰国、そして帰国後すぐに受験準備となり、ずっと休むことなく集中しなければ間に合いません。このスケジュールのきつさが、私がカナダの高校留学と日本の大学受験の相性が悪いと思う理由です。

 

㉕に続きます。