留学後の大学受験 ㉒IELTSで魔の足切りを超える | リッチモンド、我が家そしてカナダ留学という謎なもの

リッチモンド、我が家そしてカナダ留学という謎なもの

息子がBC州のリッチモンドにある公立の高校に2年間留学しました。留学エージェントWがエージェントとして正常に機能しておらず、どうなることかと思いきや、リッチモンドの温かい人たちによって支えられた留学でした。そんな我が家とリッチモンドのお話です。

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㉑の続きです。

 

 

 

そして大学側がIELTS(や英検、TOEFLなどのなんらかの英語テスト)のスコアを足切りにするには理由があります。AO、総合選抜試験では、ものすごい数の学生が莫大な量の出願書類を提出してくるわけで、大学側は出願書類を読むだけでものすごい作業量となります。そこで、英語のテストで足切りをすることで受験生自体の数が減らし、より厳選された状態の出願書類をじっくり見ることができる、ということだと思います。

 

英検はさておき、留学をしたことがない普通の日本の高校生がIELTSで高いスコアが出せるかと言うとなかなか難しいと思います。なぜかというと、日本にはエッセイやスピーキングの指導ができる講師の存在自体が非常に少ないので、学校の授業でエッセイやスピーキングを鍛える機会はあまりありません。英語学校などにはIELTS用の対策授業を行っている学校もありますが、授業の品質も玉石混交で授業料も高額です。

 

以前こちらでもお話しました。

 

 

 

それに対してカナダの高校留学経験者はELLの受業で毎日鬼のように英語でのエッセイやスピーキングをこなしてきたわけですから、その力をもって勉強(準備)をすれば日本の大学が足切りにしている以上の高スコアは出せると思います。

㉓に続きます。