ラーシ(D1)では、ラグネーシャが土星で対象のバーヴァは5室なのでスタバーヴァディパティは水星となる。
タジャカシステムに照らすと土星はラグナにあり、水星はダヌ(射手座)にありタジャカドリシュティは、3-11となる。
タジャカヨーガは、土星が7°で水星が13°となる為に度数の高い水星が前、土星が後ろとなる。
水星は速く進行するグラハであり土星は7グラハの中で1番遅く進行する。
よって水星に土星は追い付けない、この為に組まれるヨーガはイシュラーフヨーガとなり結果は良いものとならないヨーガが組まれている。
私が推している候補者の相手は、水星が表す「若い男性」と出ている。
候補者の中に44歳の男性候補者が1人いる。
恐らくこの候補者と競ることになるのだろう。
ラーシの予想占断では、当選は難しいと出ているのだが私的にそれは承服出来ない。
そこでナヴァーンシャ(D9)でも診てみると、ラグナはミーナでラグネーシャは木星、ラーシと同様に5室が対象のバーヴァとなり、バーヴァディパティは月となる。
ラグネーシャの木星は逆行しているものの5室在住、5室支配の月はラグナに有ってパリヴァルタナしている。
タジャカドリシュティは、5室9室で友好状態、タジャカヨーガは速いグラハの月が2番目に遅いグラハの木星より後ろに付くことでイタサーラヨーガを組んでいると同時にパリヴァルタナも形成している。
プラシュナは、基本的にラーシクンダリーで診るのが一般的な占断でナヴァーンシャでは、より深い部分を診ることに使うことからも当落の予想に果たして機能するのかが微妙だったりします。
寧ろ、ナヴァーンシャではグラハの配置を見てその示す意味を読む方が良いのかも知れないな〜などとも思えます。
そう考えるとラグナには、月とラーフが在住していることから状況は流動的で、特定の支持政党を持たない人たちが投じる票に左右されることが示されています。
ナイサルギカカーラカの太陽が示す本質は12室にあり損なわれているので、この選挙で選ばれた方に誰も期待していないことが表れています。
ラグネーシャの木星は5室でウッチャの座に在りながら逆行していて、その振る舞いはニーチャであること。
7室には、ニーチャのケートゥがいて対象者となる新区長に期待はしていないことがここにも示されている。
その結果として10室にはヤマヨーガが組まれていて、期待されていない区長が行う政治は、新区長に取っても選んだ区民に取っても厳しい現実を突き付けることになるように思う。
多分、この記事が更新される頃には結果が出ていると思うが、私のFacebook Friendさんには残念な結果になってしまうような気がしている。