नमस्ते 導明です。


今週の土曜日23時30分頃に、メーシャでグルとラーフが近接状態となる。


完全なगुरु चण्डाल guru caṇḍāla が完成する。

サンスクリット語の重要性を知らないインド占星術師達は、このヨーガをグルチャンダルヨガと呼び忌み嫌う。


インド占星術のセミナーなどで使われている資料では、良くない象意の象徴として扱われているヨーガの一つである。


グルというのは、天体でいうと木星で表される。

サンスクリット語では、全ての生き物の守護者という意味を込めてजीव jīva ジーヴァという別名もある。


チャンダーラを表すのは、ラーフと呼ばれる太陽と月の交点の一つをラーフという虚星で表している。

ラーフは、哲学的には欲望そのものを表す。


グルとラーフが関わること(同室やドリシュティ)をगुरु चण्डाल guru caṇḍālaと呼ぶ。


グルは、ブラーフマナ(学者や僧侶)の階級、チャンダーラは賎民として表され階級外の扱いをされている。

バーラタ(英名インド)にはヴァルナ(カースト)と呼ばれる種族階級があるが、この階級には数えられないのがチャンダーラである。


現在、天体配置でメーシャでグルとラーフがユティしていて、何かのイベントなどを占断する際に、グルとラーフがユティするメーシャが他のラーシと、どのように関わっているのかなどを検討し、占断をする。


基本的に星と星が近接し重なるまでがそのヨーガの意味することの影響を強く受けることになる。


社会的な出来事に目を向けると、25日には長野県で3人が亡くなる立て籠り事件が起きたり、これも同じ長野県だが小学校に不審者が侵入して児童に何らかの液体を浴びせ掛ける事件も起きている。


ちなみにグルには、子供の象意もありラーフが表すチャンダーラには卑しさや喧嘩、争いの意味があるので、子供への危害という事も充分懸念出来る。


グルには、拡大や拡張の意味がありラーフには突発的な変化という意味があるので、27日23時30分を頂点にしてそれまでは、何があっても不思議ではない状態が続く事になるから、気を引き締めて注意することをお勧めする。


記事の中でユティという用語を使ったがこれはサンスクリット語のユッダから転じた言葉で日本語で同室と表されるが、本来の意味は争いや戦い、もっと言えば戦争という意味にもなる。


グルチャンダーラが何故忌み嫌われるのかというと、突然の裏切りや争い、喧嘩など突発的なトラブルが拡大してしまう恐れを孕んでいるからと言っても良いだろう。


先週末に開催されたG7サミットは、大成功したと報道されているが何が大成功したのだろうか?


明らかにトラブルの種を孕んだ状態、しかも悪い影響がどんどん強まる中で行われた会議だけに、話し合われた本当の内容には大変な裏切りや突然のトラブルが含まれる事は言うまでもない。


日本のメディアが全て真実しか伝えないと思っている人は、間違いなく頭の中がお花畑なのだろう事は言うまでもない。


日本のメインストリームメディアはお隣のC国以上に、正しい情報を出さずフェイクニュースを垂れ流していると思って信用しない方が良いだろう。


何にしても、トラブルに合わない様に注意して行動することをグルチャンダーラの時期は心掛けることをお勧めする。


ॐ तत्सत्