人が乞うべきではないモノをご存知ですか?

それは、愛と幸福だとヴェーダの聖典では説いています。


人が常々、探し求めているモノである
愛と幸福。

でも、考えてみてください。
そのどちらもが、求めて手に入るモノでしょうか?


誰かに愛を乞う事で、愛は手に入りましたか?


誰かに幸福にしてくださいと乞う事で、本当に幸福になれたでしょうか?


もし、私は誰かに愛を乞う事で、求めた事で、愛を常に満足する程得ている。


もし、私は誰かに幸福を乞う事で、求めた事で、常に満足する程の幸福を得ている。


という方は、居るのでしょうか?


人が求めて止まないモノで、常に満足をしているなんて事は出来ないでしょう。


何故なら、人間の欲望とは満足を知らないモノだからです。


僕は、私は満足しています。
という人でさえ、そのように言った瞬間にも不満を抱きます。


ですから、愛も幸福も誰かに乞う事をしたところで、誰も満足を得ることは出来ないという事になります。


そもそも、愛も幸福も誰かに分け与える事で感じるモノだという事です。


その理由は、あなた自身が愛そのモノであるし、幸福そのモノだからです。


誰かに愛を乞うても、幸福を乞うても
誰もあなたを満足させる事は出来ないでしょう。


あなたを本当に愛せるのも、幸福に出来るのも『あなた自身』であることに気付くべきなのだろうと思います。