人々は、争い憎しみ合う。


今、勉強しているインド哲学の最近受けた講義で先生が言っていたこと。

今の世の中は『カリ・ユガ』の時代である。
故に、人々は争うことを常とし、敵を作ることで毎日を過ごしている。

子供が親を殺し、親が子供を平気で殺す時代。

カリ・ユガの時代、人々は・・・

・耐える事(苦行)を忘れ
・心の清浄さを忘れ。
・慈愛を忘れ。
・真実さえも忘れ。

ただ、現実という幻の中で、悶え苦しんでいる。

カリ・ユガの性質について、古いノートにメモしてあった特徴を見て愕然とした。

・7つの大罪や復讐が普通となり、人々は強い憎しみをあからさまに示す様になる。
・法則は無視され、法は忘れ去られる
・人々は正当化出来ない殺人を考え始め、それを悪いことだと考えなくなる。
・善意は衰退し、犯罪が飛躍的に増える。
・性欲が社会的に容認され、性行為こそが人生で一番必要な事だと考える様になる。
・人々は破る為に約束し、それを実行する。
・人々は、酒と薬物に溺れる。
・男は、抑圧の大きさを自覚し、自らの仕事を放棄、引き籠る。
・師は、既に尊敬の対象から外れ、弟子たちは師を痛めつけようと試みる。
・教育は侮辱され、欲望の信奉者により人々の心は制御を奪われる。
・官は堕落し、商人は公平を欠き、奴隷は正直さを忘れ、義務を果たすことへの謙虚さ忘れる。


あまりにも、今の日本に限らず、当て嵌まることの多さに驚いた。
これは、今から5000年以上前に、インドの聖者・聖仙が記したマハーバーラタに書かれていること。


私も含めて、改め見直さなくてはと文章を書きながら身に染みている私です。



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