愚痴ってみよう

 

 

忙しく忙しくて

ミノムシの手も借りたいくらいだった

今週の火曜日。

 

外科医と面談

病院で採血

三女をクリニックへ降ろして

グローサリーショッピング

三女をピックアップ

ミニスタリング1件目

ミニスタリング2件目

他の病院でエコー検査

 

というスケジュールだったじゃない。

 

これをこなすだけでも

結構疲れるのに、

 

「君をサポートしたいから。」

 

の夫を

乗せて行ったばかりに、

余分な手間が増えたぼけー

 

外科医との面談の後、

本当はすぐ横にある病院で

ちゃっちゃと採血を

済ませてしまいたかったのね。

 

なのに一度家に

戻ってこなくちゃいけなかった

その理由とは・・・

 

 

夫が家のトイレを使いたかったからむかつき

 

 

外科医のクリニックはね、

入り口入るとすぐに待合室で、

その端っこにトイレが付いてるの。

 

もちろん車椅子でも入れるくらいの

大きめの個室なんだけど、

ここ・・・

防音されてないんだよねぇうーん

 

私はこの日

朝からちょっとナーバスだったのか、

家で2回トイレを使ったのに、

到着してすぐ

このトイレを借りたのね。

 

なんか待合室にいる人の

気配まで感じるトイレで、

流石に音が気になって

2回くらい流しながら使ったんだけどw

 

で、診察室でドクターを待ってる時に

もう一度トイレを借りたんだけど、

その時はピンクの

病院ガウンに着替えた後で、

診察近くの患者用トイレを借りたの。

 

その後夫もトイレを借りようとしたら、

 

「あぁ、ここは患者さん専用なんです。

ほら、ピンクのガウンで

待合室まで出なくて良いようににっこり

なので、付き添いの方は、

待合室のトイレを使ってくださいね。」

 

って言われて、

夫は待合室の方に戻ったの。

 

 

その後ドクターと面談してても

なんか夫は上の空だし、

オプションの癌の遺伝子検査の話になっても、

なんか急かす感じで、

変だなぁ・・・とは思ってた。

 

ま、でも・・・

いつも変だからさゲラゲラ

 

(お互い様だけどw)

 

 

そしてやっと面談が終わって

車に乗り込んで、

 

「じゃ、このまま隣の病院で

採血してもらうね。」

 

って言ったら、

 

「いや・・・悪いけど家に帰る。」

 

って言うの。

 

「えっ、だって、隣だよ?」

 

って言ったら、

 

「悪いけど家でトイレを使いたい。

さっきの病院のトイレは

待合室の人の呼吸まで聞こえたんだ。

あれじゃ気になってしまって

リラックスしてトイレが使えないよぐすん

 

って言うの¯\( ˘–˘ )/¯

 

 

で、結局家に戻って来て

夫を降ろし、

その後リエをクリニックに連れて行ってから

またさっき通り過ぎた病院まで戻って

血液検査をしないといけなかったのね。

 

 

なんかさ・・・

 

本当に遺伝の怖さを感じたのよ。

 

 

前にも書いたけど、

夫の頭皮に皮膚癌ができた事があって、

癌自体は1cmくらいの円形で

転移も何も無かったんだけど、

当時まだもうちょっとだけ若かった

Dr. Fが手術をしてくれたのね。

 

彼は、

 

「そこだけくるっと取ると

窪みができて円形ハゲになっちゃうから。」

 

と言って、

頭の側面の皮をぐるっと開いて

少しずらして縫い付けると言う

手術をしたんだよね。

 

 

↓こんな感じで、

◯の癌自体は小さかったんだけど、

頭皮を点線に沿ってぐる〜っと

切って捲ったわけ叫び

 

でもまぁそうそう

命に別状がある手術じゃないし、

私は夫を病院に送って、

その後は1人でランチしたり

車で昼寝したり、

気楽に過ごそうと思ってたの。

 

なのに、義両親が、

 

「サポートしたいから!」

 

って病院まで来ちゃった凝視

 

 

これで私は

義両親と一緒に

何時間もず〜っと待合室で

夫を待たないといけなくなり、

その間に義父は、

 

「あ〜・・・なんだか頭が痛い。

偏頭痛だなこれは。

あぁ痛い、すごい痛い・・・」

 

と言い出し、

私は義父のために

院内の小さなストアに

頭痛薬を買いに行き、

自販機でお水を買って

持って行ってあげたのね。

 

またしばらくしたら義母が、

 

「あぁ、なんか気分が悪いわぁ。

血糖値が下がりすぎたのかしら。」

 

と言い出し、

糖尿病持ちなのに

食べ物も飲み物も持参して無いのぼけー

 

で、今度は義母を

カフェテリアまで連れて行き、

食事をさせないといけなくなった。

 

 

なんかさ・・・

 

義父も元から頭痛持ちだし、

義母も糖尿病なんだから、

長丁場になると予想される時には

自分たちで何か準備して来なさいよ

って思っちゃたのようーん

 

 

今回この一件を思い出した。

 

 

確かに待合室のトイレは

音が丸聞こえで

嫌だったでしょうよ。

 

でもそれなら、

隣の病院まで歩いて行くとか、

なんなら私の車でささっと行ってくるとか、

どうせトイレ我慢してて

外科医との話も

上の空だったみたいだし、

自分で何かできたんじゃないの?

 

 

 

 余計なストレス

 

 

癌を告知されても、

その後なんだかんだあって

両胸全摘する事に決めても、

私のメンタルは自分でも驚くくらい

非常に安定していたの。

 

・・・今日までは。

 

 

病人になっても

色々とやる事が多くてね。

 

ERやICUに入ったり

手術したりすると、

退院の手続きの時に、

 

「では今週中にかかりつけ医と

予約を入れてくださいね。」

 

とか、

 

「なるべく早く専門医に

会ってくださいね。」

 

とか言われるのね。

 

 

今回はもう7日に手術が決まっていて、

オンコロジスト(癌専門医)からは、

 

「手術が終わったら、

その2週間後にまた

来てくださいね。」

 

と言われているし、

整形外科医には1週間後、

外科医にも2週間後に

チェックアップしてもらわないといけない。

 

そういう電話って、

ライアンが病気の時は

大体私がやるんだけど、

今回は珍しく私が

手術を受ける本人でしょ。

 

術後はかなり大変そうだから、

その時に自分で

あちこち電話するのはしんどい。

 

かと言って、

夫に頼むのも

色々説明するのが余計に面倒うーん

 

 

なので、予約関係は

全部早めに済ませておこうと思ってね。

 

昨日、今日と、

あちこち電話をかけて、

やっと全部の予約を完了した。

 

 

そして、今はほとんど

オンラインで事前の書類を書くんだけど、

こう言うのも結構面倒で、

外科医から、

癌専門医から、

整形外科医から、

手術を受ける病院から、

 

「書類書いてね!」

 

のお知らせが別々に来るから、

それぞれのウェブサイトから

いくつものフォームに記入。

 

 

1件以外は

(この1件は病院ので、

ここのサイトは壊滅的にバグが多いえーん

やっと全部終わったの。

 

 

やった〜!

 

後は来週

買い物などの雑用を済ませたら、

手術に臨むだけね!

 

って思ってたら・・・

 

午後からDr. Fに呼び出されてた夫から

電話がかかってきたの。

 

「ねぇ、もし月曜日に予約入れたら、

Dr. Fに診てもらわない?」

 

って。

 

 

え〜・・・

 

 

もうさ、やっと自分で

色々な案件をクリアして

全部の予定を立てたのに、

なんで今更Dr. Fに

診察してもらわないといけないの?

 

 

っていうか、

癌を告知されてからすぐ

私は私がベストと思う方法で、

あれこれ手配したのに、

ライアンが、

 

「Dr. Fの意見を聞こう。」

 

って言うから、

一度話をしたじゃない。

 

 

その時の話や

Dr. Fの年齢や

クリニックの場所や

保険の事や、

色々な事を全部考慮して、

今に至るのに!

 

 

Dr. F、

友達としては良いけど、

もう本来なら

かなり何年も前に

リタイヤしてるような年齢。

 

でも彼は仕事だけが生き甲斐だから、

クリニックを閉めたく無かったのね。

 

クリニックはとっても古くて、

機材などもレトロを

とっくに通り越してる感じだし凝視

 

 

そして遠いし、

保険を取らないの。

 

 

確かに美容整形外科医として

腕はいいんだと思うけど、

彼の他にも

腕の良い外科医はいるでしょう?

 

人間何があるかわからないけど、

やっぱり私としては

それなりに若いドクターで

この先も続けて

面倒見てくれる人がいいし、

術中に何かあった時のために、

クリニックじゃなくて

ちゃんと病院で手術して欲しい。

 

私は心臓の問題もあるから、

術中に心筋梗塞になったり

色々あったら怖いもん。

 

 

それにさ・・・

 

なるべく普通にしているけど、

やっぱり最悪のことだって

ちょっとは考えるのよ。

 

どんなマイナー手術だって、

術後に麻酔から醒めない場合だってあるし

(実際に夫の友達は

これで亡くなった)、

もしも何かが起こったら、

来週って

私の人生最後の数日じゃない。

 

 

なるべく心穏やかに

平穏に過ごしたい。

 

 

(大袈裟だと笑われても、

私は元々ペシミストなので

いつも最悪の事態を

考えておく癖があるのでね。)

 

 

せっかく全部自分でお膳立てして、

ほっと一息ついたのに・・・

 

「う〜ん、行きたくない。」

 

って言ったのよ。

 

 

でも夫は一度自分で言い出したら、

どうやってもゴネるじゃないぼけー

 

「いや、だから、

手術は君の決めた所で

すればいいよ。

でも、Dr. Fには

色々考えがあるから、

話だけでも聞いたらいいじゃないか。」

 

「だって、Dr. Fの意見は

もうこの前聞いたじゃない。

彼の意見は聞いて、

その後外科医とも話して

自分でも色々とリサーチして、

で、来週は

私の整形外科医と面談するんだもん。

もう今更ごちゃごちゃ

引っ掻き回さないで欲しい。」

 

「引っ掻き回して無いよ!

でもDr. Fの話を聞いたら、

水曜日に他の整形外科医と話す時にも

参考になるじゃないか。」

 

「だったら今あなたがそこにいるんだから、

あなたが話を聞いてくれば済むでしょ。」

 

「いや、実際にDr. Fにファイルを見てもらって、

診察してもらって・・・」

 

とか、

本当にしつこい!むかつき

 

 

もうこうなると夫は

絶対に折れない。

 

焦げた秋刀魚が泳いでいようが、

右手がゾンビ化してもげようが、

意見を曲げやしない。

 

で、結局

仕方なく、嫌々ながら、渋々と、

一応月曜日にDr. Fに会う事になったの。

 

 

珍しく私は

すっごく怒ってる事を

あらわにしながら、

ぶぜんとして電話を切ったんだけど、

その後ですごく悲しくなって

告知後初めて車の中で泣いた。

 

 

いつも夫に振り回されているけど、

彼の問題(ADHDとか色々)は理解してるから、

私はかなり我慢に我慢を重ねてると思うの。

 

はっきり言うと、

今回の癌は

そんなストレスの積み重ねが

大きな原因の一つだと思ってる。

 

 

それでもできる限り

家族(特に夫)のために

色々して来たつもりだった。

 

(1つ1つは大した事じゃないけどさ)

 

 

でもこんな時くらい、

私の気持ちを優先してくれても良くない?

 

 

彼がDr. Fに診察してもらえと言うのは、

自分の気持ちと

そしてDr. Fの気持ちを

優先してるんだと思うんだよね。

 

 

そう思うとなんだか

無性に悲しくなってしまって、

涙が出てきた。

 

 

癌の告知以後、

初めて泣いたのは

夫のせいだった。

 

 

 

 

 

 

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