死ななくて良かった

 

 

夫が久しぶりに、

 

「4ウィーリングに行きたい!」

 

と、友達のカルと

婿2を誘ったの。

 

でも婿2は用事があって行けなかったので、

放っておいたら男2人で行こうとしてたので、

救護係の私としては

ついて行かないわけにいかないじゃない。

 

でも5時には三女のお迎えがあったので、

別の車で行って、

私は向こうを3時半には

出ようと思ってたのね。

 

ライアンとカルの乗った

トラック&トレーラーの後を

追いかける。

 

 
4ウィーリングのできる
野っ原に到着したのは
午後1時ごろ。

 

 
今日は3人しか居なかったので、
全員で同時に乗ることができて、
最初ライアンに、
 
「一番平坦な道を
絶対にゆっくり行ってくれるなら
一緒について行く。」
 
って言ったのね。
 
 
いつもはパーキングの周りを
ウロウロ乗ってる
「パーキングガール」なんだけど、
今日はちょっとだけ
先に進んでみようかと思ってね。
 
私用の
アントマンみたいな
ヘルメットとゴーグルも、
初めて着けたんだけど・・・

 

 
メットがきつくてきつくて
頭蓋骨が横から押されて、
脳みそが鼻から出そうですぅ魂が抜ける
 
でもってやっぱり、
あんなに言ったのに
ボーイズはどんどん先へ行っちゃって、
ボッコボコの道や
小川の流れた跡の
傾いた道になって来て・・・
 
私は最初の10分で断念。
 
 
2人はもう見えなくなっちゃったので、
1人元来た道を帰る。

 

 
いいお天気で、
気温は32度くらい。
 
1回目の灼熱地獄に比べたら
だいぶ楽だと思ってたんだけど、
ヘルメットのせいもあって、
やっぱり途中から汗ダクダクあせるあせる
 
もうこれだけで疲れちゃって、
この後私は
1人テスラの中で動画見ながら
のんびりしてたの。
 
そろそろいい加減に
1セット目が終わって
ライアンたちが戻って来たら、
ライアンのスマホアラームを
3時20分にセットしてもらって、
私が出なくちゃいけない3時半には
ちゃんとパーキングに
戻ってきてもらおうと思ったのね。
 
 
 
ところがさ、
全然戻って来ないのよ。
 
いつもだったら
30分か40分に1回くらいは
様子を見に戻って来てくれるのに。
 
 
 
で、2時半を回った頃・・・
 
 
 
ライアンが1人で戻って来て、
 
「カルが事故った!」
 
って驚き
 
 
 
でもって、
 
「マシンがゴロゴロ転がって、
もう運転できる状態じゃないから、
バンドを持って行って
トー(牽引)しないといけないから
フェイも一緒に来て!」
 
「カルは大丈夫なの?」
 
「大丈夫だって言ってたけど、
結構派手に事故ったから
どこか傷めてるかも・・・」
 
ですってあせるあせるあせる
 
 
 
パーキングガールの私に
そんな向こうの方までついて行くなんて、
全然自信が無かったんだけど、
この場所は携帯の電波も立たない
本当に荒野の真ん中。
 
カル救出のために
ノーチョイスで
行かないといけない真顔
 
 
 
もうそこから地獄劇場の幕開けよぼけー
 
 
 
 
ちょっとボコボコだけど、
なんとか行けるか・・・
 
と思ったのは最初の10分。
 
後はボッコボコ、
ガッタガタ、
傾斜面で
コンクリートブロックくらいの
大きな石がゴロンゴロン転がってるの。
 
 
 
この750ccもあるマシンは
本当に重くて、
パワーがあるのは良いけど、
私たちみたいに
小柄な女性には
本当にコントロールが難しい。
 
凸凹道を
ただ運転してるだけも、
すぐに腕が痛くなっちゃうの。
 
半べそかきながら
一生懸命ライアンの後をついて行き、
20分くらいしたところで、
 
「もうそろそろ着く?」
 
って聞いたら、
ライアンは、
 
「うん、そろそろだよ。」
 
って言ったのよ。
 
 
 
この、そろそろ詐欺が!
٩(๑`^´๑)۶
 
 
 
それから行けども行けども
着きやしない。
 
 
 
元々さ、
道に印が付いてるわけでも無いし、
同じような道があっち行ったり
こっちで別れたりしてるから、
夫自体
自分たちがどこまで行ったのか、
うろ覚えだったんだと思うの。
 
 
 
本当に小1時間かかって、
やっと事後現場に到着。
 
道中私の頭の中には、
 
「ミイラ取りがミイラ」
 
「ミイラ取りがミイラ」
 
「ミイラ取りがミイラ」
 
という言葉が繰り返し
浮かんできたわよ。
 
 
 
でも現場までの
最後の数十メートルは
もう私では無理・・・
 
それこそこっちがミイラになりそうだったので、
私は入り口に自分のマシンを停めて、
夫の後ろに乗って
現場まで連れてってもらって、
先に下ろしてもらったの。
 
その後彼は
歩いて戻って、
私のマシンを運転して来てくれた。
 
 
 
夫を待ってる間、
30度くらいある斜面を見上げたら、
途中の木の茂みに
カルの事故ったバイクが見えたので、
私は、
 
「カル〜!カル〜!」
 
って大声で叫んだのね。
 
 
 
私の声って、
結構キンと響くんだけど、
 
そこにはただ風が吹いているだけ・・・
 
という感じで、
返事も無ければ
全くカルの気配が無い。
 
 
 
えっ・・・
 
死んじゃった?滝汗あせるあせるあせる
 
 
 
それから何度も何度も、
 
「カル〜!カル〜!」
 
って叫んだのに、
全然返事が無い。
 
 
 
そこへ
私のマシンに乗って
夫がやってきた。
 
 
 
私はカルを探して、
斜面の途中まで登ってたんだけど、
歩いて降りてくるのも怖いくらい、
足元の岩や石が
安定してないの。

 

 
とりあえず壊れたマシンを
坂の下まで降ろしたんだけど、
ハンドルはめり込んで
片方は折れちゃってるし、
左のブレーキが
ようやく握れるくらい。
 
一度滑り出したら、
もうそのまま下まで
転がすしか無い感じだったので、
2人で下ろすのは
本当に大変だったの。

 

 

今ちょっとググってみたら、

車両重量は約315kg(694ポンド)ですってぼけー

 

で、写真をよ〜く見る人(パルさんとかw)は

お気づきかもしれないけど・・・

 

雨降ってきたし笑い泣き

 

 

ここで久しぶりに、

 

「長すぎて投稿できないエラー」

 

が発生したので、

後編へ続きます(,,ᴗ ᴗ,,)ペコリ

 

 

 

 

 

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