怖いんですけど・・・
1日目は午後1時半ごろから
夜中の12時過ぎまで病院に居た私。
2日目の夕方には
ライアンの病状が少し落ち着いて来たので、
夜10時過ぎには病院を出て
11時までやってるスーパーで
買い物して帰れるなぁ・・・って思ってたの。
夕方にはご近所の日本人友達Aちゃんの
ご主人と息子さん2人がお見舞いに来てくれて
(Aちゃんは日本に居たので)、
同じ頃に義弟(ライアンの弟)も
長男を連れてお見舞いに来てくれた。
しばらくすると
日勤と夜勤の看護師の
交代時間になったんだけど、
夜勤の看護師は、
こ〜んな感じの女性で、
ボサボサでぺったりした髪の毛
(アメリカの看護師、髪の毛束ねてない人多し)、
なかなかの巨体
「あっらぁ。あなたフェイ(本当はもちろん私の本名で呼ばれたんだけど)って言うの?
日本人?」
って聞かれたので、
「そうです。」
って答えたら、
「あっらぁ、私のママは日本人なのよぉ。」
って言うの。
彼女の顔は
いまいち何系なのかわからなかったけど、
アジア人は全く入ってなさそうで・・・
でも彼女がすぐに、
「あ、私のステップママだけどね。」
と言ったので納得。
それから、
彼女のママが東京出身の日本人で、
現在57歳でワシントン州に住んでいて、
彼女には腹違いの弟が2人いて
彼らは日本語がペラペラだけど
自分は全く話せない事。
弟たちは何度も日本へ旅行に行ってるけど、
自分は一度も行った事が無い事。
でも自分はヨーロッパには何度も行っていて、
「ドイツでしょ、フランスでしょ、
イタリアでしょ、どこどこ(もう忘れたw)でしょ。
私の子供たちは2人ホームスクールしてるから
子供たちも連れてヨーロッパは何度も行ってるの。
学校の教科書だけの勉強じゃなくて、
本物の美術を見せたりしてるから、
うちの子供たちはextremely smart
(飛び抜けて頭が良い)の!」
なんだそう・・・
なんだろう・・・
私、もうアメリカに34年以上住んでるのに、
超絶に手前味噌な人が苦手なんだよねぇ・・・
そしてその後も、
彼女の話は40分以上長々と続いて、
(いい加減に出て行ってくれ〜)
と、思っても、出て行く気配が無く、
私がやっと、
「今日はICUは忙しいんですか?
他の患者さんはチェックしなくて良いの?」
と聞いたら、
「今日は結構忙しいのよ。
じゃ、ちょっと他の人たちも見て来ないといけないから、
その後で来てご主人のバイタルとか確認するわね。」
と言って、
やっと出て行ってくれたの
どうせ40分もいたなら、
その間にバイタル確認したら良かったんじゃ?(¬_¬)
で、この看護師は
夜9時半頃にもう一度戻ってきて
点滴の交換などを始めたんだけど、
その間ず〜っとしてたのは・・・
自慢話
「今日の夜勤のメンバーはね、
みんなすごく優秀なのよ。
夜勤の看護師は日勤の看護師よりも
経験が豊富で優秀じゃないといけないの。
ドクターがほとんど居ない状態で、
もしも患者に何かがあっても
オンコールのドクターに電話で連絡したり
ドクターが病院に来るまでは
私たち看護師だけで
なんとかしないといけないんだもの。」
(なんかそれって・・・
逆に患者の不安を煽ってないかい?)
「私は循環器系の病気に精通してる看護師で、
すごく優秀なのよ
こう言うのって隠せないわよねぇ。
腕が良いのがすぐわかっちゃうでしょ?」
・・・最後ら辺は、
本当に自分でここまで言い切ったのかと、
一瞬耳を疑ったわ
まぁここまではね、
話が長くてウザいなぁ・・・とは思いつつも、
彼女は悪い人じゃ無いんだろうけど・・・
って思ってたのよ。
私が苦手なタイプだからって、
彼女が悪いわけじゃない。
きっと私は自分が捻くれてて
自己肯定感の低〜〜〜い人間だから、
異常に自己肯定感の強すぎる人とは
合わないんだろうなぁ・・・
などと思いながら、
私は10時10分くらいに病院を後にし、
スーパーに寄ってから
11時ごろ帰宅したのね。
・・・
翌朝(土曜日の朝)、
8時ごろからドクターの回診があると聞かされていたので、
私はこの日も2時寝の6時過ぎ起きで支度をして
7時半ごろ病院にやって来た。
ライアンはもう起きていたので、
「おはよう!気分はどう?」
って聞いたら、
「最悪・・・全然眠れなかった
あの看護師、
夜中中頻繁にやってきては
長々と話して行くから、
(いい加減に出て行ってくれ〜)って思った」
さらにライアンは続けて、
「それにさ・・・なんか変な事言ったんだよね。
最後にシフトが終わったのか、
自分のカバンを持ってここに入ってきて、
カバンをそこの椅子(私が昼間座ってるソファー)に置いて
横にやってきて、
『あなたの奥さんはすっごく気が利くし、
献身的に介護してくれてて
とても良い人よね。』
って言うから、
『うん。僕もそう思う。
本当に良い妻だと思うよ。』
って言ったら、
『そうなのねぇ・・・
私も夫と上手く行ってると思ってたのに、
4年前に突然捨てられちゃったの。』
とか身の上話を始めて、
最後に、
『まぁ私はこの通り200ポンド(約91kg)もある
ぽっちゃりだけど・・・
でもこれがあるから
(と、ここで自分の胸を両手で持ち上げるようにして)
仕方ないわよねぇ。
大きさと重さは比例するんだから。』
みたいな事を言ったんだよ」
eew...
キモ〜い!
夜勤明けに患者の所に来て、
そんな話すな!
でも、私が朝病院に行った時には、
もう担当は日勤の可愛い看護師に代わっていて↓
彼女がテキパキとライアンの世話をしてくれていた。
時計でも時間がわかるように↓
午前10時近くに
フィジカルセラピスト(理学療法士)がやってきて、
ライアンが1人で歩いたりしてもふらつきなどが無いか、
心拍が安定しているかなどを調べてくれた。
ICU病棟の中を
ぐるぐると5分くらい歩かされるライアン。
ついでに↑のポチッともお願いします。
ブログを読んでくださって、ありがとうございます。
良かったら足跡代わりに「いいね」をポチッとお願いします。
とってもとっても励みになりますので