消えないTV

❤︎❤︎❤︎❤︎​​​​​​​❤︎​​​​​​​❤︎

 

 

木曜日にXfinityのルーターが繋げなかったので、

金曜の朝に作業員が来てくれる事になり、

私は朝から義母の住む老人ホームへ。

 

作業員は朝10時から昼12時の間に来ると言ったけど、

ま、アメリカの事だし、

最悪この日に来ないかも・・・と覚悟をして

義母の所へ向かったの。

 

受付の女性にも、

 

「Xfinityの作業員が来る予定なんですけど。」

 

と言っておくと、

 

「Oh, okay! I'll let them go up to her room :) 」

(あぁ、わかりました。彼らが来たら

お義母様のお部屋に送ります。)

 

と言ってくれた。

 

 

ここの職員さんたちはとても親切❤︎

 

 

 

私が義母の部屋をノックすると

彼女がドアを開けてくれて、

部屋の中に入ると義母が、

 

「今ちょうどDVDを観終わったところなの。

ちょっとTVを消すわね。」

 

と言って、

手に持ったリモコンでTVを消そうとした。

 

でも消えないTV。

 

「あら?消えないわね?

えいっ!えいっ!」

 

と、手を前に突き出して

何度もTVを消そうとする義母。

 

だんだんTVに近づいて、

終いには85インチのTVの画面に

リモコンの先を押し当てて

TVを消そうと頑張ってる目

 

それでも消えないTV。

 

 

 

私が、

 

「ちょっとリモコン貸してください。」

 

と言うと、

義母が手渡してくれたのは・・・

 

 

 

電話の子機凝視

 

 

 

それも・・・繋がってさえいない電話の子機ぼけー

 

 

 

「これ・・・リモコンじゃ無いです。

あ、ほら、リモコンはそこのカウチの上です。」

 

と言ってリモコンを使うと、

ちゃんと1発でTVは消えたウシシ

 

 

 

これは認知症あるあるなのかもしれないけど、

本当にやるんだねぇ・・・

 

 

 

消えないTV

❤︎❤︎​​​​​​​❤︎​​​​​​​❤︎​​​​​​​❤︎​​​​​​​❤︎

 

 

それからXfinityを待ってる間、

ずっと義母のおしゃべりの相手をしてたんだけど、

ま、話のとっかかりとして、

 

私: 「今朝はちゃんと食事をして来ましたか?」

 

義母: 「うん。食べて来たわよ。(親友の)エレインは

用事があっていなかったんだけど、

ちゃんと1人で食堂を見つけて食べて来たの。」

 

私: 「食事は美味しかったですか?」

 

義母: 「とっても美味しかったわ。

ここのシェフは腕が良いみたいニコニコ

私はスクランブルエッグを食べたんだけど、

とっても美味しかったの照れ

 

私: 「スクランブルエッグの他には何を食べました?」

 

義母: 「うんとね・・・スクランブルエッグと・・・

上に何かかかってたの。

なんだったかしら・・・覚えてないけど、

なんか美味しかったのよ。」

 

↑っていうような、

まsmall talkがしばらく続いたのね。

 

 

 

40分くらいしたら

誰かがドアをノックするので

私が対応したら、

40代くらいの男性が立ってたの。

 

「Are you with Xfinity?」

(Xfinityの人ですか?)

 

って聞いたら、

 

「Yes!」

 

って聞いて入って来たので、

私がルーターの所へ案内しようと思ったら、

なぜかその男性は

キッチンカウンターへ行くのよ。

 

で、見てたら血糖値を測るキットを取り出していて、

義母が、

 

「この看護師さんはね、私が自宅に居た時に

訪問看護をしてくれた人なのよ。

たまたまここ(ホーム)でも同じ人に当たったの。

だから前から知ってる人なのよニコニコ

 

って教えてくれたの。

 

 

へっ?

 

「Xfinityの人?」って聞いたら

「うん」って言うたじゃありませんか・・・

 

きっと私の話を

あまりちゃんと聞いてなくて、

適当に、

 

「うん。」

 

って言ったんだろうなぁうーん

 

 

 

で、その看護師が義母の指先から血を取って

血糖値を測る機械に入れて、

 

「う〜ん。264ですねぇ。

・・・今朝は何を食べました?」

 

って聞いたのよ。

 

 

義母は私に答えたのと同じように、

 

うんとね・・・スクランブルエッグが美味しかったの。

 

言ったんだけど、

看護師が聞きたかったのは

絶対にそこじゃ無いはずw

 

案の定、

 

看護師: 「その他に何を食べましたか?』

 

義母: 「う〜ん・・・覚えてないのよ。

なんかスパイスがかかってたかも・・・」

 

看護師: 「それ以外に食べた物と飲んだ物は何ですか?」

 

と言う会話を数回繰り返して、

やっと義母は観念したらしく、

 

「あとね・・・チョコレートミルクのジャグを・・・

私はね、スモールサイズってお願いしたのに、

ジャグでくれちゃったから(/ω\)」

 

って白状w

 

で、看護師は、

 

「それが血糖値264の理由ですね真顔

 

と言うと、

インスリンの量を調節して

義母のお腹に注射して行ってくれた。

 

 

義母よ。

 

チョコレートミルクはスモールだから良いってわけじゃ無いのよ!

 

 

 

 

ノートパッドって何ですか?

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肝心のXfinityのおじさんは、

ちゃんと11時過ぎにやってきて、

 

「あぁ、ルーターが壊れてますね。」

 

と言って

新しいのに取り替えてくれた。

 

 

 

壊れてるって・・・

シュリンクラップされた新品をもらって来たのに、

最初から壊れてるってどうよ?えー?

 

 

 

おじさんがバン🚐に新しいルーターを取りに行ってる間に、

義母の電話の本体を

「これみよがしに」ルーターの横に置いておいたら、

戻ってきたおじさんは

ちゃんと電話もルーターに繋いで、

作動するか確認して行ってくれたウシシ

 

おじさんがいる間に

私は自分の携帯のWi-Fiから

ちゃんと義母のWi-Fiが使えるかどうか確認し、

義母の電話から自分の携帯へ、

自分の携帯から義母の電話に電話して

通話ができるかどうかも確認した。

 

 

 

時間通りに来てくれたおじさん、

そしてちゃんとWi-Fiも繋げてくれたおじさん。

 

アメリカにもちゃんと仕事ができる人が

たま〜〜〜〜〜〜にいるらしい。

 

ま、おじさんはアメリカ人じゃなかったけど笑

(白人だったけど、すごく訛りの強い英語が

少ししか話せない人だった。)

 

おじさんが帰って行ってから、

 

「電話もちゃんと繋がったので、

家族のみんなにお義母さんの新しい電話番号を伝えますね。」

 

と言うと、

義母は、

 

「あぁ、私にも私の番号を教えてちょうだい。」

 

と言う。

 

 

あれ?うーん

 

 

私が昨日義母の部屋に来た時に、

確かリビングの電話の横に

白いノートパッドが置いてあって、

義母はそこに自分で電話番号を書いていたはず。

 

「お義母さん、もう電話番号を書いてたと思いますけど。

ノートパッドはどこに行きましたか?」

 

って聞いたら、

 

義母: 「ノートパッド?どんなの?」

 

私: 「お義母さんが前の家からいつも使ってた、

白い中くらいのサイズのやつです。」

 

義母: 「えっと、そんなのあったかしら?」

 

 

 

いやいや。

これ、もう本当にず〜〜〜っと使ってたやつで、

ページも最後の3ページくらいしか残ってなかったのよね。

 

 

それで2人であちこち探し始めたんだけど、

まだ物も少なくてがらんとした部屋の中を

あちこち探しても全然見つからないの。

 

 

そういえば前日義妹も、

 

「この部屋はなぜだかわからないけど、

色々な物が紛失するのよねぇ・・・しょんぼり

 

と言ってたな。

 

 

何度説明しても義母は、

 

「そんなノートパッドは使ってた覚えが無い。」

 

と言うし、

キッチンの引き出しとか

寝室のドレッサーの中とか

どこを見ても無いのよ。

 

 

で、最後の最後に、

私がバスルームの中を探し始めると・・・

 

 

あった!

 

 

なんと義母のノートパッドは

バスルームのタオルの棚の

折り畳んだバスタオルと一緒に

仕舞われていたのぼけー

 

 

「これですこれ!ほら、お義母さんがいつも使ってるノート。

ここにちゃんと自分の電話番号も書いてありますよ。」

 

と言うと、

 

「あら。誰がこんな所にしまったのかしら。」

 

って・・・

 

 

 

99.99%あなただと思います真顔

 

 

 

これは重症だなぁ・・・と思った私は、

 

「ここに電話番号書いてありますけど、

またノートパッドを無くすと困るので、

ポストイットに何枚も書いて

あちこちに貼っておきますね。」

 

と言って、

なぜか義母の所に行く前に

バッグに放り込んで持って行っていた

ピンクのポストイットを使い、

何枚も何枚も義母の電話番号と名前を書いて、

寝室の電話の横に1枚、

リビングの電話の横に1枚、

TVの前に1枚、

冷蔵庫のドアに1枚貼り付けた。

 

そしてふと考えて、

 

「親友のエレインにも電話番号を教えた方がいいですよね。

それにこれから新しいお友達もできるでしょうし。

彼女たちに渡せるように

余分に何枚かポストイットに書いて

冷蔵庫に貼っておきますねニコニコ

 

と言って、

予備のメモを冷蔵庫に貼っておいてあげた。

 

 

 

 

余談だけど、

前にもブログにちょっと書いた事があったんだけど、

私はこう言う、

 

「なぜかわからないけど、

出かける前にふと持って出た物が

後で役に立った。」

 

と言う経験がちょくちょくあるの。

 

 

 

 

私はほとんど胸焼けをしない人で、

胸焼けの薬なんて多分人生で一度も

持って歩いた事が無かったのに、

なぜかその日は会社に行く前に

Tums(胸焼けを抑える薬)をラップに包んで

5粒くらいバッグに入れて出社したら、

同僚のおじさんに、

 

「あぁ、今日は胸焼けが酷いなぁ。

誰かTumsとか持ってない?」

 

と言われて、

 

「・・・なぜだかわかりませんが、

たまたま今日は持ってます凝視

 

と、おじさんにあげた事があったり。

 

 

出社前にたまたま目に付いたペンライトを

なぜかカバンに入れて行ったら、

会社のビルが停電になって

暗い非常階段を社員全員で降りる事になり、

ま、スマホのライトもあったんだけど、

ペンライトの方が明るかったので

それはそれで助かったり。

 

 

バンドエイドは持ってる事もあるんだけど、

たまたまその日は、

 

(ついでに大きめのバンドエイドも入れておこ〜っと。)

 

と思って大きめのをバッグに入れて出かけたら、

映画館を出て前を歩いてた若い女の子が

足首にサンダルの靴擦れができてて、

お母さんらしき女性に、

 

「こんなに擦れちゃって痛くてたまらないぐすん

もうサンダル脱いで歩いてもいい?」

 

って聞いてる所に出会して、

 

「すみません。良かったら・・・

私、大きめのバンドエイド持ってますけど使います?」

 

ってあげる事ができたり。

 

 

 

そう言うことが良くあるので、

なんだかわからなくても、

 

「これを持って行った方が良いような気がする。」

 

とか、

 

「この人に電話をした方が良いような気がする。」

 

と思う時は、

深く考えずにその気持ちに従う事にしてるのニコニコ

 

 

 

・・・閑話休題・・・

 

 

 

でも本当に、

義母が無事にホームに入れたので、

いつも誰かの目があって

すぐに助けてもらえる環境になって

良かった良かったニコニコ​​​​​​​

 

 

 

​​​​​​​❤︎​​​​​​​❤︎​​​​​​​❤︎​​​​​​​❤︎​​​​​​​❤︎​​​​​​​❤︎

 

 

 

 

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