最低値と最高点を打ち出した健康診断

 長い長〜い健康診断

ファミリードクターが変わったので、

新しいクリニックで

初めての健康診断を受けた。

ここはクリニック内に血液のラボがあるので、

まず最初に採血をされて、

MA（メディカルアシスタント）に

問診を受けてる間に

血液検査の結果が出る

ここは婿2が働いてるクリニックなんだけど、

婿2は本日

メディカルスクールの面接があってお休み。

前回リエの健康診断に付き合ったんだけど、

大体1時間15分くらいだったので、

私もそんなものだろうと思ったら・・・

なんと！

2時間半以上かかったのよ！

今日は朝からレディの子守りして、

おまけにコレステロール検査もあるから

昨夜からずっと断食したままだったので、

1時40分からのアポイントメントが

やっと終わった午後4時過ぎには、

私はもうヘロヘロ

日本の人間ドッグじゃ無いんだから、

こんなに時間がかかるとは

思わなかった

私は婦人科検診とか

心臓の検診とか、

1年に1回か2回の血液検査など、

割と頻繁に病院へ行ってるけど、

こんなに細かく検査されたのは

アメリカに来てから初めて。

血液検査は

白血球、赤血球血、血糖値、

カルシウム値など一般的な物の他に、

ビタミンD値、甲状腺値、HA1c値、

コレステロール値などもチェック。

その後で通常のバイタルの他に、

肺活量テスト、肺のレントゲン、

聴力検査、EKG、足や手の血流検査、

反射力検査など、など、など！

肺のレントゲン撮られたのなんて、

グリーンカードをもらう前の

健康診断以来だと思う。

血液はほぼ正常

HA1cは前回よりもちょっと下がり

（前回は麦チョコのせいで

高めだったんだと思うw）、

鉄剤飲んで無いけど鉄分も十分、

（マグロばっかり食べてるからか？）、

ビタミンD値もサプリメントのおかげで

とても良い感じd(^^*)

コレステロールも

新しい心臓のドクターに言われて

DHAなどの接種を辞めたせいか

総コレステロール値が25位下がった。

それでもHDL（善玉コレステロール）は

98くらいあるので、

本当に私はDHAとかオメガなんちゃらとか

余分に摂らなくても良い人らしい。

でね、クリニックへ行って

最初にMA君が

体重測ったり、バイタル取ったり、

採血したり、レントゲン撮ったり・・・

何しろNP（ナースプラクティショナー）が

本格的な診察をしてくれる前の準備？

みたいなのを全部してくれたのね。

「僕ねD（婿2）と友達なんですよ。

アシュって言います」

って、とても良い子なんだけど・・・

「どちらの腕で採血して欲しいですか？」

と聞かれたので、

「私はどちらでも構わないけど、

採血してくれる人たちは

大体皆んな左から取りますよ。

ホラ、血管がすっごく見やすいでしょう？」

と言って、

左腕を差し出して見せたの。

私の左腕の血管は本当に、

「ここですよ↓ここ↓」

ってマークがついてるくらいに

見やすいのよ

これを外すのはよっぽどのヤブ

で・・・

ご想像通り、

アシュ君はヤブだった

こんなにくっきり見えてる血管なのに、

ぶっすり針を刺した後、

人の皮膚の下で

その針を戻したり進めたり、

左へサーチ、右へサーチ

私は通常、採血🩸💉くらいで

ピーピー言う人じゃ無いけど、

あまりにもグリグリ動かされて

所々かなりの痛みに思わず、

「痛っ！」

って声が出ちゃった。

もう諦めて〜・・・

って思ったのに、

その後も結構な時間

グリグリグリグリ

針を動かされた挙句

血は1滴も採れず

普通、

採血用の針を抜く時は、

そこから血がピューなんてならないように、

コットンボールを当てながら針を抜いて、

患者さんに、

「ここを抑えててください。」

な〜んてやるじゃない？

でもアシュ君は

あまりにも血管を外しすぎて

かすりもしなかったようで、

そのコットンボールに

全く血が滲みもして無かった

で、右の腕も確認したんだけど、

彼には血管を確認できなかったようで、

「もう一度左腕でトライしましょう！」

って

さっきつっつき回されたところが

まだ痛む左腕に、

また新しい針を刺され・・・

で、また外されて・・・

中でグリグリグリグリ

結構な拷問ですぅ

いやぁ・・・

本当にもうどうなる事か・・・

と思った頃、

やっと針先が血管に当たり、

なんとか採血ができたんだけどさ。

・・・あれだけつっつき回したらさ、

血管に当たらない方が

難しいんちゃうのぉ？

↓つっつき回された後の可哀想な左腕

でさ、

前回リエの健康診断の時は、

年齢が若いせいか

ここまで徹底的な検査じゃ無かったのに、

私はおばちゃんだからか、

ここで病院ガウンに着替えさせられて

EKG撮ったり、

レントゲン撮ったり、

足や腕の血流検査なども受けさせられたの。

↑小錦サイズの病院ガウンの中に、

ちょこんと収まる

チビのアジア人（私）

でね、

この時すでに3時近かったんだけど、

採血が終わったので

やっと断食を終了する事ができたの。

バッグにアーモンドチョコを

忍ばせてはあったんだけど、

検査が思ってたのの3倍くらい長かったので、

病室に用意されてた

グラノラバーを拝借（返さないけどw）。

断食中、

水だけは飲んで良かったんだけど、

コークとか飲めなかったので、

今日はいつもよりもさらに脈が遅くて、

なんと1分間に35を記録。

アシュ君が、

「今まで僕が見た中で、

一番遅い脈拍です」

と驚いてた。

脈拍の最低値を

記録させていただきました

でね、50を過ぎた私は、

この後、

認知、認識機能診断まで

受けさせられたの。

えっ・・・

もうそういうのを

受けさせられる年なの？

義母の認知症を

ブログネタにしてたのに、

ここで私がひっかかったら

それはかなりまずいでしょう

アシュ君にiPadを渡されて、

注意力、精神的柔軟性、

実行力（譲歩処理能力とストループ）、

そして記憶力（短期記憶と長期記憶）テストを

受けさせられた。

英語で・・・

私ね、ちょっと思ったのよ。

確かに難しい英語では無かったんだけど、

瞬時に何かを判断したり

記憶力を試す時に、

それを英語でするって、

日本語がネイティブの私たちには

ちょっとハンディがあるんじゃない？

それで点数が低くなったら

どうしてくれるんだろう？

この後散々診察室で1人待たされて、

（もしかして私、忘れられたのかな？）

と心配になった私は、

小錦ガウンのまま

ちょっと廊下に顔を出し、

そこに居たアジア人のナースに、

「えっと・・・後どのくらいかかるかわかります？」

って聞いたのよ。

そしたら、

「あ、NPは今隣の診察室にいますから、

次があなたの番ですよ〜！」

って言われた。

その後、や〜っとNPの女性が入ってきて、

さっきまでの検査の結果を見ながら、

本格的な診察がスタート。

血液検査は特に問題無し。

心臓が遅いのは、

すでに心臓の専門医に診てもらってるし、

肺はとっても元気で、

血流も

「で、次は・・・認知、認識機能診断の

結果ですけど・・・」

ちょっと┣¨‡ (♡°ω°♡)┣¨‡

「問題無しですね。

・・・って言うか、今までここで

認知、認識機能診断を受けた人の中で

最高得点です！」

と言われた

ま、きっとこれを受けてる人のほとんどは

50歳以上か、

あるいはもっと若くても

認知、認識機能になんらかの心配がある人なんだろうけど、

それにしてもちこっと嬉しい

夜に次女から電話が来て

教えてくれたんだけど、

「ママがクリニックから帰った後で、

アシュがD（婿2）にメッセージ送ってきて、

わざわざ、『君の義理のお母さんは、

今までうちのクリニックでこの機能診断をした人の中で

一番点が高かったんだよ！

実は・・・僕より全然高かったんだよ(;^_^A』

って言って来たのよ」

最高点もいただきました

私ね、自分でも4、5年前と比べて、

最近の方が物覚えが良くなったというか、

頭の回りが良くなった気がしてたの。

ここ数年で変わった事と言ったら・・・

やっぱりBeat Saberかしら

長い長い健康診断を終えて、

やっと帰れる事になり

小錦病院ガウンから

自分の服に着替える。

脱ぎ終わったガウンで

巻貝のオブジェを作り、

診察室を後にした

・・・

今日のレディは

私が子守りをしてる間は

一睡もせず。

クリクリのお目目で

色々観察してたみたい。

おかげで、

私は健康診断のために

早めに次女宅を出なくちゃいけなかったんだけど、

その後でぐっすり寝てくれたそうで、

次女も一緒に休めたらしい

明日は朝にレディを迎えに行って、

ここに連れてきて子守りをする予定。

じゃないと、

私の仕事がな〜んにも捗らないのでね。

最低の心拍数と

最高の認知機能を持つおばちゃんは、

明日も頑張るよ

 

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