初めての南ユタ

 

 

2週間だけの

英語講座が終わった週末、

 

 

私たちクラスは

英語学科の先生ロブさんに案内されて、

南ユタへ(確か)2泊3日の

記念旅行へ行く事になった。

 

17歳で、

初めてユタ州の

壮大な国立公園の景色を

どど〜ん!!!と見せられたわけびっくり

 

Bryce Canyon Information | Bryce Canyon National Park Information

 

当時の写真は

実家にあるので、

写真はネットから拝借してるんだけど、

↑この景色、

これとほぼ同じ写真が実家にもあるの。

 

しっかり覚えているのは、

この傾斜を下って行って、

下のトレイルをしばらくお散歩して、

またここを登ってきたんだけど・・・

 

私は途中で心臓が痛くて痛くて、

死ぬかと思うくらい大変だったのよね。

 

今思えば、

あの頃から心臓の調子が

良くなかったんだろうけどねショック

 

 

 

そしてザイオン国立公園では、

まさにこの渓谷を

皆んなで歩いたのよ↓

 

Trail Tour: Zion National Park - Swiftwick

 

8月のすごく暑い日で、

いきなり引率のロブさんが、

服のままザブンと川に飛び込んで

泳ぎ始めたのポーン

 

当時の私はほら、

26歳のクラスメイトを

「おじさん」と認識してたくらいだったので、

英語学科の先生は、

「それなりの年齢のちゃんとした教師」

と言う認識をしていて、

そんな先生がいきなり

服のまま川に飛び込むなんて、

とってもびっくりしたの。

 

ま、今考えれば、

多分ロブさんも当時

30そこそこの年齢だったんだろうし、

その年齢のアメリカ人の若者、

それもきっとかなりのアウトドア好きが、

川に飛び込むのも、

まぁあるでしょうね・・・

って思うんだけどさニコニコ

 

 

詳しい日程を

覚えていないんだけど、

2泊のうちの1泊がモーテル、

もう1泊がテント泊だった。

 

初めて泊まった

アメリカのモーテル。

 

外から直に部屋に入ってくスタイルの、

簡素なモーテルね。

 

↑写真はあくまでもイメージですw

 

女子2部屋、

男子2部屋くらいに別れてて、

あんまり多くの事は覚えてないんだけど、

夜に外から、

 

「ねぇねぇ!」

 

って声が聞こえてドアを開けたら、

隣の部屋のドアからHさんが

濡れた頭だけ出してて、

 

「どうしたんですか?」

 

って聞いたら、

 

「シャワー浴び始めたら、

ここにはアメニティが

石鹸以外無い事に気づいたんだ。

女子、シャンプーとか持ってない?

借りれるかな?」

 

って( ⊙⊙)!!

 

そんな事だけを覚えてる爆  笑

 

 

 

楽しかったのはキャンプの日。

 

確かこんな景色の場所に

テントを2つ建てて、

片方が女子テント、

もう片方が男子テントで、

ロブさんは女子テントと男子テントの間に、

地面に直に寝袋を敷いて、

そこで寝るとの事だった。

 

引率の先生として、

 

「何かよからぬ事が起こってはまずい。」

 

と思ったんだろうね爆  笑

 

ロブさんは都会っ子の私たちに、

 

「キャンプの時はティンホイル(アルミホイル)で、

ホイル焼きを作るんだよ。」

 

と言って、

ホイルの中に洗って切ったポテト、

玉ねぎのスライス、

牛挽肉などを入れて塩胡椒し、

ホイルの端をクルクル巻いて留めて、

それを温まった炭の上に置いて

調理する方法を教えてくれた。

 

ちなみに火を起こしたのは私だったはず。

 

あ、もちろんマッチとかは使ったけど、

大きな木を組んで、

小枝などをいい感じに被せて、

キャンプの火を点けるのが、

なぜか昔から得意なのニヤリ

 

キャンプ嫌いな癖にね爆  笑

 

ここでね、

日本人が集まってると、

誰からともなく、

 

「ご飯欲しいよねぇ・・・」

 

って事になったの。

 

英語のクラスにはいなかったんだけど、

当時ウエストミンスターに留学してた

日本人大学生のエビ君って言う子がいて、

その子も自分の車を運転して来て、

このキャンプに参加してたのね。

 

そのエビ君が、

 

「あ、僕、車にお米積んでるよ。」

 

って言い出したの。

 

で、皆んな、

 

「わ〜いo(〃^▽^〃)o」

 

って喜んだんだけど・・・

 

これ、どうやって炊こう?

 

飯盒は無いし、

鍋も無い((o(-゛-;)

 

ここで、都会っ子の私たちは、

頭を突き合わせて

知恵を絞ったのよw

 

自分達が飲んでたソーダの

アルミ缶を洗って、

その上蓋を2/3くらいを

誰かが持ってたナイフで開けて、

中に洗ったお米と水を

目分量で入れて、

もう一度蓋を戻す。

 

そしてプルトップの輪に

木の枝と通して

焚き火の上のちょうど良さそうな位置に

並べてぶら下げたの。

 

ちゃんと炊けるのか、

皆んな半信半疑だったんだけど、

ロブさんの作ってくれた

ホイル焼きが出来上がった頃、

アルミ缶のお米は、

とっても綺麗に炊き上がってたの🍚

 

ロブさんも、

 

「おお〜っ!凄いねぇ!」

 

って言ってくれて、

私たちは大自然の中で、

美味しいホイル焼きと

ほかほかご飯を

とても満足な気分で食べた。

 

 

アルミでの調理は・・・

あんまり体には良さそうじゃ無いけどさ爆  笑

 

 

キャンプファイヤーを囲んで、

どんな話をしたかは

あまり覚えてないんだけど、

ネットもスマホも無い時代。

 

火が沈んだら

おしゃべり以外はする事が無いのよw

 

8月でも

昼と夜の気温差は激しくて、

昼間はロブさんが川に飛び込むくらい暑いけど、

夜は震えるくらいに冷え込む。

 

早々に、

女子は女子のテントで、

男子は男子のテントで、

それぞれおしゃべりタイムになった。

 

のだけど・・・

 

なぜかエビ君は女子のテントへやってきて、

私たちとしばらく話しをして行ったのね。

 

彼は遅くに男子テントへ

帰って行った。

 

その夜はす〜っごく寒くて、

私たちはテントの中で

それぞれの寝袋に、

長いパンツとジャケットを着て

潜り込んでいたんだけど、

それでもガタガタ震えて

なかなか寝付けず、

朝日が登ってきて

徐々に気温が上がって来てから、

やっと少し眠る事ができたの。

 

ロブさん、

外で寝袋だけで寝てたのに、

良く生きてたわよね凝視

 

朝になって、

出発の準備をするため、

皆んな自分の荷物をまとめていると、

女子テントの隅に

ジーンズが一枚残っていたの。

 

「誰かジーンズ忘れてるよ。

誰の?」

 

と言っても、

女子は誰も「自分の〜」って答えない。

 

皆んなお互いを見て、

「誰の?」と言う顔をしている。

 

そしたらその中の1人が、

 

「えっ、これって・・・」

 

と言って、

ジーンズに通したままになってる

ベルトを指さしたの。

 

そのベルトには

今考えても、

(よくそんな柄のがあったもんだ)

と思うんだけど、

🦐🦐🦐🦐🦐🦐の絵が

いくつも付いてたんだよね爆  笑

 

で、女子は皆んな、

 

「俺、名前がエビだから、

🦐のベルトしてるんだよウインク

 

って言ってた

エビ君の事を思い出した。

 

女子の1人が男子テントへ

そのジーンズを持って行き、

 

「エビ君!これ、女子テントにあったけど!」

 

と言うと、

エビ君は、

 

「あれぇ?なんでだろう?(*゚.゚)ゞ」

 

ととぼけた顔。

 

もちろんエビ君は

女子にも男子にも、

 

「なんで脱ぎっぱなしのジーンズが、

女子テントにあったんだ?(¬_¬)」

 

と追求される事にチュー

 

でもエビ君は、

なんだかゴニョゴニョと誤魔化して、

結局ちゃんとした事は言わなかった。

 

さて、

あのキャンプの夜、

本当は何があったんだろうか?

 

(きっと大した事じゃ無いんだろうけど、

謎だと思ってる方が楽しいじゃない?ニヤリ

 

 

エビ君、

顔は覚えてないけど、

🦐のベルトだけは

なぜかよ〜く覚えてるよ笑

 

 

 

にほんブログ村 恋愛ブログ 国際結婚(アメリカ・カナダ人)へ
にほんブログ村

ついでに↑こちらのポチッもお願いします。

 

ブログを読んでくださって、ありがとうございます。

良かったら足跡代わりに「いいね」をポチッとお願いします。

とってもとっても励みになりますのでニコニコ