そんなわけで昨日、義母の誕生会のために彼女の家へ行ったんだけど、その道中ライアンが、

 

「君の意見を聞きたいんだけど・・・最近、お母さんは本当に記憶も会話もおかしいから、ちゃんと認知症専門の病院とかに診てもらいたいんだよね。だけど僕の妹も弟も、何度も話をして、『そうだよね。』とは言うけど、誰も実際に何も行動してくれないでしょ。

 

専門医にかかるには、ホームドクターからの紹介状が必要だから、お母さんにちゃん言ったんだけど、『わかったわよしょんぼりちゃんとピート(彼女のホームドクターで、もうすぐ引退するおじいちゃん先生)に話すから。』って言って、結局、『ピートはね、私は色々あってストレスが溜まってだけだと思う。』って言って、それでお茶を濁してるんだよえー? 彼女のホームドクターに診てもらいたいんじゃなくて、専門医に紹介状を書いてもらわ無くちゃいけないのに。

 

でさ、ピートはニックネームだから、それだけじゃどの医者にかかってるのかわからないじゃん。フルネームがわかれば、そのドクターに僕が直接電話して、お母さんの様子を伝えて、もう自分で判断できる状態じゃ無いから専門医へ紹介状を書いてくださいって言えるんだけどさぁうーん

 

って言うの。

 

だから私が、

 

そんな事なら、これからお義母さんの家に行くんだから、パーティーの間に彼女の処方箋のボトルを探せば、ドクターの名前がわかるんじゃないの?」

 

って言ったら、ライアンが、

 

「Oh!!! グッドアイディア!グッ

 

ってニヤリ

 

 

 

でもお義母さんの家に着いたら、ライアンは2秒でそんな事は忘れて、他の家族とベラベラおしゃべりするばかり。

 

 

 

なので私がタイミングを見ながら彼の足をこづいて、

 

「ほら、お義母さんは今他のことに夢中だから、ちょっと処方箋探しておいでよ。」

 

って言ったら、

 

「あ、そうだ・・・」

 

と言って居なくなった。

 

 

 

やっぱりさ、こればかりは実子にやってもらわないとねぇ。

 

もし仮に見つかっても、ライアンだったら、

 

「あ、頭痛くて、偏頭痛の薬探してたんだけど、ある?」

 

とか言えるじゃないニヤリ

 

 

 

私なんて、もう自分で言うのもなんだけど、最初から存在が疑わしいんだし爆  笑爆  笑爆  笑

 

 

 

5分くらいしてライアンが戻って来たんだけど、

 

「あった?」

 

って聞いたら、

 

「全然見つからないえー?

 

ってぼけー

 

 

 

絶対に糖尿の薬とか色々あるハズなんだよね。

 

 

 

それからしばらくして、ライアンは弟とずっと話してて、私はキッチンでお義母さんがパイを食べ続けてる横で彼女と話してたんだけど、私がチクリと血糖値の話をした時に、お義母さんが、

 

「血糖値なんてね、これを飲めば大丈夫なのよ。魔法のサプリがあるんだから!」

 

って私をキッチンの隅へ連れて行って、棚を開けて取り出したのは・・・シナモンの粉がカプセルに詰まったサプリうーん

 

 

 

それはど〜でもいいんだけど、そのサプリの横にあったのが、お義母さんの処方箋の詰まったバスケットだったのおーっ!

 

Got it!!!

 

と思った私は、その後でお義母さんが他の部屋に行った隙に、サプリの写真を撮ることに成功!

 

 

 

医者のフルネームもちゃんと記載されていたので、それをライアンへ送信手紙

 

 

 

ここからしばらくは私の出番じゃ無いからね。

 

 

 

ちゃんと実子たちがお義母さんを説得して、認知症専門医への予約が取れて、もしも当日に他のみんなが忙しいなら、それは私がお義母さんに付き添って行ってあげてもいいのよ。

 

でも、そこまでのお膳立ては3人もいる実子たちがなんとかしてねって思ってるの。

 

 

 

大量のパイなんか差し入れてる場合じゃないじゃない!イラッ

 

 

 

ちなみに、シナモンが血糖値を安定させる効能があるのは私も知ってるけど、だからってシナモン飲めば、毎日大量に砂糖を摂取してもいいって事じゃありませんからぼけー