最近私の周りでは、ライアン(旦那)、リエ(三女)を含め、友達などでも、鬱っぽくなっている人たちが結構いる。
ま、気持ちはわかる。
もう半年くらいコロナの完成拡大に翻弄されて、まだまだ収束するのかどうか、全く目処が立っていない。3月くらいから学校もオンラインになって、しばらくの間は友達にも、一緒に住んでいなければ家族にも会えなかった。
Round Oneに行ってカラオケしたりゲームしたりもできないし、モールにも行けない(私はほとんど行かないから影響ないけど)。
地震があったり、山火事があったり、デモや暴動があって、ソルトレークやプロボでさえ気をつけなくては行けないし、ニュースは毎日殺伐とした怖い物ばかり・・・
だから、たまには自然に触れた方が良いだろうと、昨日は本当はキャニオンへ行く予定だった。
うちからだと車で20分も走れば、もうキャニオンの入り口だしね。
ピクニックとかキャンプとか大袈裟な物じゃ無くて、ただ散歩をしに行く予定だったの。
でも三女がポツンと、
「グランパに会いたい・・・」
って言って、涙をポロってこぼしたのよ
グランパ=ライアンのお父さん。
今年の1月に亡くなったばかりなのね。
そしてグランパのお墓は、うちから車で3分くらいの場所にあって、いつも犬の散歩で通るから、歩いても行ける場所。
と言う事で、ライアンとリエと一緒に行って来た。
そしたら、お墓の端っこに、小さいカシューナッツが置いてあった。
ちょっと前に長女と婿1が訪問して、グランパの好きなナッツを置いていったらしい
それからリエは、
「グランマの所へ行こう。」
と言って、3人で車で30ぷんくらいの場所にあるライアンのお母さんの家へ。
1月にお義父さんが亡くなってから、一人暮らしだからね。
そしたらお義母さんを訪問中に次女からテキストが来て、
「グランパのお墓にナッツ置いてったの誰?」
って。
写真が送られて来た。
私たちのすぐ後に、次女と婿2も訪問してたらしい。
こんな冷たい私から、なんでこんなに優しい娘たちが生まれたんだろう
ちょっと感動したり、考えさせられる日だった。
こんなに歳をとったのに、娘たちから学ぶ事が沢山あるね。
とりあえず、街でペンキを警察署に塗ったくって、ぎゃーぎゃー喚いてるような子供に育たなくて良かった・・・