憲法の再現答案を採点してもらったら…57点だった…(一応合格ラインは超えてる?)


で、色んな教科書や参考書を見ながら、改めて同じ問題を解いて、提出してみた…。


採点結果は47点だった…


なぜ、こうなる…www


勉強すればするだけ、成績が悪くなっていってる気がする…


何故なのか…。


もう意味がわからないよ司法試験…。
元司法試験委員の優秀な先生に答案を見てもらっていたのだが…。


もう限界だ…。


教科書に書いてある事を書いてもダメ出しされる…


因果関係の錯誤って、現実の因果経過と、認識した因果関係のいずれにも法的因果関係が認められれば、同一構成要件内の錯誤として、故意を阻却しない、ということではないのか?
なのに「現実の因果経過と認識した因果経過に大した違いはない。だから同一構成要件内の錯誤だ」ってどういうこと?論理が逆転してないか?


分からないよ、全く意味が分からない。


自分のしてきた勉強が否定されて、凄く凄く凹むし、


先生の言ってる事が、何一つ理解できなくて、全く吸収できない為、ちっとも前に進んでる気がしない…。


もういいや。


これじゃ去年一年みたいに無駄に時間が過ぎる。


「合わない先生だから避ける」というのは、僕のポリシーに反するが…。


もう一年間も頑張ったんだからいいだろう…。ポリシーより実利だ。


やっぱり僕には、ガチガチの理論スタイルが合ってる。
それでダメなら、本望だ。


ていうか…もう…ホント…俺の時間返して…



僕は、30歳のニートである。


今まで、何の輝かしい業績も残さずに、無駄に年齢だけを重ねてきた。


何の変哲も無い

ただのクズ

である。



にもかかわらず、いまだに、「俺は、必ず歴史に残す」などとバカなことを言っている。


「無理だろ」
「諦めろ」
「現実を見ろよ」


周りの人からはそう言われるし、自分でもそう思う。



でも、諦められない。

諦める事がどうしてもできない。


自分の望んだことを諦めるのが、とにかく嫌なんだ。


欲しいものを諦めて生きるのは辛すぎる。

それなら、他人からバカにされても、度重なる失敗や挫折で自己嫌悪に陥ったとしても、理想と現実の落差に絶望するとしても、諦めずに生きる方がマシだ。


逆に、簡単に諦められる人間を、僕は凄いと思う。


僕は

大好きな女性を諦めることが出来ない。

司法試験合格を諦めることも出来ない。

塾を開くことを諦めることも出来ない。

成功者になることも諦めることが出来ない。

歴史に名を残すことも諦めることが出来ない。




どんなに人にバカにされても、ひどい自己嫌悪に陥ったとしても。




そんな僕に対して、家族や友人は、対応に少し困っているようだった。



だけれども、先のアメリカ滞在時、義理のお兄さんに、こう言ってもらった。


絶対に諦めちゃダメだよ。
何回失敗したって、それをバネにして、武器にしなくちゃ。
どんなに挫折しても、大きな夢を持てる人間にならなきゃ。
無理だと思ってたら始まらない。

エジソンだって、膨大な数の失敗を糧に成功したでしょ?

君が思っている以上に、失敗の有無なんかで、人の価値は決まらない。
むしろ、失敗を乗り越えられる人、どんなに失敗をしても、そこから這い上がれる人、そういう人こそ、リアルワールドでは大きな成功を収めるんだ。

僕も、社員を採用するんだったら、難関試験を一発で合格したなんて奴より、何十回も失敗したけど諦めなかったって奴の方こそ雇いたいね。


最後の一言は、さすがに嘘だとは思うが…。
確かに、リアルワールドでは、諦めない奴が最後には成功する、というのは、その通りだと思った。

僕の人生は何一つ栄光のない傷だらけのものだけど、もうこうなったら、この傷を武器にするしかない。
物分かりのいい人間ではなく、絶対に諦めない人間になろう。
何に対しても成功する人ではなく、人一倍失敗する人間になろう。
失敗を恐れず、挑戦する人間になろう。
失敗から多くを学べる人間になろう。


だから、やっぱり

成功を諦めない。
勉学の道も諦めない。

元恋人のことも諦めない。


最後に笑うのは、この俺だ。




でも、例えば、司法試験に一発合格する人で、しかも諦めの悪い人がいたら…。
僕は、その人には何一つ勝てないのだろうな…