- 藤堂家はカミガカリ (電撃文庫)/高遠 豹介
- ¥599
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この作品の見所は、古今東西の神話を模したキャラクター設定。どこかで聞いた事のある名前ににやりとしつつ、物語に没入しやすい本作は、文章のテンポもよく、ギャグとシリアスのメリハリもいい、最近のラノベとは違う、昔のラノベらしいラノベで親しみやすい。こういう作品が4,5年前は主流だったよね、と軽いノスタルジーも感じられる。
お気に入りのシーンは、ラストバトルですかね。今までデッキブラシで戦っていたヒロイン美琴が、とある敵から借り受けたとある超有名槍を持ち、今まで鞘が抜けない刀で戦っていた主人公神一郞が鞘を抜くシーン。わかっちゃいるけど、熱いですねぇ。
学べたところは、テンポのよい文章。通常パートも戦闘パートも、一定のリズムを保つことに成功してまして、そこが実際に自分で書いてみると如何に難しいことか。作者さまの力量か、それがすんなりと表現されている文章に脱帽です。大いに学べました。
帝王切開度 ☆☆☆☆☆
――家帰ってハンバーグ焼かねえといけねえんだよ!