インフィニット・ストラトス | 鉢野在流はライトノベルがお好き!?

鉢野在流はライトノベルがお好き!?

ライトノベルを中心に創作、批評、文章研究などを書いていこうと思ってます。物書きからの目線で物事を見定めるようシンプルに分析できれば、と。

IS〈インフィニット・ストラトス〉 (MF文庫J)/弓弦 イズル
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 ――女性にしか反応しない、世界最強の兵器「インフィニット・ストラトス」、通称「IS」(アイエス)の出現後、男女の社会的パワーバランスが一変し、女尊男卑が当たり前になってしまった時代。

 主人公の織斑一夏は、自身が受ける高校の入学試験会場と間違って、IS操縦者育成学校「IS学園」の試験会場に入室。そこにあったISを、“男”でありながら起動させてしまい、IS学園に入学させられてしまう。

 「世界で唯一ISを使える男」である彼は、彼以外全員女子のIS学園生徒たちにとっては興味の的。さまざまな出会いや再会を通し、一夏の前途多難な日常と、ISを巡る戦いの日々が始まる。


 この作品の見所は、なんといっても美少女に囲まれる生活。舞台となるIS学園には主人公一夏以外の男性はおらず全て女子という男子の夢が詰まった物語となっています。一度でいいから、教室から出るとき女子に追いかけられてみたいという、リア充体験をこの作品ではさせてくれます。


 お気に入りのシーンは、主人公一夏の鈍感ぶりですね。なぜ? なぜ? なぜ? と全く女子の気持ちがわからない一夏くんにヒロイン達だけでなく、読んでる私達まで、焦らされるこの気持ち。一夏、頭おかしいだろ? と思った瞬間、IS世界の人物達と共感してる自分に気づく。そうか、作者にしてやられたわけだと、読後感思うことになるでしょう。


 学ぶべきことは食事シーンですね。ほとんど描写がない地の文が短い本作ですが、何故か食事シーンだけは細かく書いていたりします。多分、性欲と食欲は欲求の中でガマンが難しいことを、作者は知っていて、そこを刺激することによって、中毒性を増させようとの魂胆でしょうか。勉強になりますね。


 主人公鈍感度 ☆☆☆☆☆ なぜ? 星五つかわからんな……情緒不安定なのか?