またまた昨日のつづき、
手術も無事に済み、輸血もなかったとか。
しかし、目覚めとともに襲ってきた、
「いったぁー、痛い、痛い」
喚かずにいられない痛さに襲われました。
旦さんが「子どもみたいに」と言った声が聞こえました。
あんたの知っている痛さとは違うのよボケー と思いながら耐える。
後で医師から言われた「痛みに強い人だと思っていました」の一言にもカチンと来ましたが、
一言、背から腹に突け抜ける、正に「ロンギヌスの槍」で後ろから刺されたような痛さ、
前世、もしくはもっと前のいつか、裏切りに会ってこうやって死んだことがあるのかも
しれないなどとの妄想を抱きながら耐える、痛さでした。
原因は肺に残った水を吸い上げるドレインの位置が悪かったことでした。
これの位置を動かすと和らぐこともあるんですよ、と医師が言いながら矯正してくれたら、
あの殺人的痛さを10としたら4くらいに減りました。
「先生、統計取って無痛点を探してください」と全国の医師にお願いしたい。
ICU看には、私の我慢が足らないように言われましたが、病棟看に痛みを聞かれ「今も
痛みはあるけれど、あの槍で突かれたようなのに比べると全然」と言うと、
「あぁドレインの位置ね」と言ってくれたときは、知ってる人がいるというのがとても
嬉しかったです。今でも手術跡の穴は治っているのにドレインの穴だけはズキズキし肋間
神経痛になっています、ロンギヌスの槍の痛みはもう忘れていますが今我慢出来るという
ことはあれよりはずっとましなんだなぁと思ったりも。
一葉切り取った分、肺の下部に隙間ができましたが、これから肺が広がっていくという
ことで、退院のときは十分と言われていたのに家に帰って寝具の角度が病院ほどコントロー
ル出来ないからか痛いなぁと思っているうちに水がたまったらしく診察日に「散歩してく
ださい、深呼吸で肺を大きくして水を押し出しましょう」と言われました。
ということで、好きでもない散歩をするようにしています。
抜けなかったら針で抜くとか、もしかして馬の注射とよく聞くあれかしら?嫌だわ。
がんばろう。
最終結果は、悪性で肺腺癌でしたがスパっと大きく完全切除しリンパ節への転移も0
だったので、後手術も抗がん剤の投与も今回は無しです。
かといってこの病気は再発が0ということはないので、検体を遺伝子分析にかけ抗がん剤
の準備をします、とはいえまだまだ研究途上だという話がネットに。
もし再発したら自分のため、しなくても後世のため私のキャンちゃんは役に立ってくれる
ようです。