プレバトに便乗して俳句~です。今回の兼題は「洗濯」

 

 で、自作一句~、

 

 洗濯や今日も除湿機かける梅雨

 

 

 ということで、出演者の作品~、

 

 大友花恋さん

 上京洗うTシャツ独り分

    ↓

   や

   ”や”と切ることでしみじみ上京したことを感じることができるとのこと。

   Tシャツ:夏シャツの傍題

 

 

 

 

 空気階段 水川氏

 春昼に揺れるコートと短肌着 

     → 春風や白きスタイと短肌着

   ”コート”は冬の季語であり、異種の季重なりになっていると指摘され、

   ”春昼~揺れる”まで長すぎるということでした。

 

 

 

 

 DAIGO氏

 大中小干したTシャツ4人分 

    → 大中小小Tシャツ風に四人分

   動きが無いので、動きを付けた添削がされましたが、KING of 凡人で

  変わりないという先生の弁でした。

 

 

 

 TRAVIS JAPAN 川島君

 キャンプの夜乾いたシャツは煙の香 

  → Tシャツに昨夜(よべ)のキャンプの煙の香

   キャンプ当日にちょっと濡れたものを乾したのか、帰ってから乾かしたもの

  か区別が付きづらいという指摘でした。私は乾いた汗と食事の煙と洗濯してな

  いんじゃないかと思ってしまいました。

 

 

 

 ダウ90000蓮見氏(今回一位 特待生へ)

 部屋からは洋画の予告夏の雲 

     → ベランダの夏の雲部屋からニュース

   ”洗濯”を使わずその場面を描いたのが素晴らしいと。「ベランダ」を単独で

  使うと季重なりとなるが、二つを一つに合成できるという添削がされました。

 

 

 

 皆藤愛子さん(名人6段→7段)

 洗剤の封切る新緑の朝(あした)

   触覚から嗅覚、視覚へと五感を感じさせる句と絶賛でした。また洗濯物の白

  と新緑の緑の対比が読者の脳内でされるのも良いとのことでした。

 

 

 

 梅沢冨美男氏(特別永世名人)

 夜濯ぎ(よすすぎ)や命すくなき星赤き 

      → 夜濯ぎや赤く老いたる星ひとつ

   命少ない星は赤いんだよぅと説明になってしまっているということで、がっ

  かり査定でした。厳しい。