プレバトに便乗して俳句~です。今回のお題は「新茶」よくある兼題でしょうが、

だからこそ難しいのではと。出演者も三位以下は才能無しとの判定になりました。

 

 

 で自作一句~、

 

 ご近所さんに招かれて新茶の香

 

 

 

 ということで、出演者の作品~、

 

 豊ノ島関

 夏場所へ新緑薫富士を背に 

     → 夏場所の高ぶる心富士堂々

   ”新緑薫”と薫るとしなかったで、四股名にも見える、季語重なりになって

 いるし、勉強してきていないのが丸わかりとの指摘でした。

 

 

 

 小梅太夫氏

 立春来る緑鮮やか富士山も 

      → 立春を眠る茶畑富士白し

   立春は来るものだから”来る”は無駄、また、立春の頃はまだ茶畑は緑にな

  っていないとの指摘でした。

 

 

 

 坂東彌十郎氏

 次郎長も観し富士の山新緑の香 

     → 次郎長も愛でし富士山新緑の香

   オリジナリティーが無さ過ぎて、添削してもキャッチコピーみたいにしか

  ならなかったとの指摘でした。King of 凡人でした。

 

 

 

 蝶花楼桃花さん

 高座より富士より高い新茶かな 

     → 高座より富士より高値なる新茶

   添削しても底が浅いと先生の弁でした。 

 

 

 

 丘みどりさん(今回一位)

 青天の富士鼻唄は茶摘唄

    車窓かなと読者にゆっくり想像させる技が効いていると絶賛でした。

 

 

 

 アインシュタイン 河井氏(特待生5級→4級)

 ツアー初日の楽屋挨拶新茶の香

   字余りだけれど、上句でするという定石を守っていて、時、場所、人物、動作

  を持ってバランスよく映像を作り、初、あいさつ、新と上手に重ねて華やぎ、喜

  びを表現できていて、”香”と最後において余韻を残し、季語を押し出している、

  と絶賛され、楽しみなってきたと先生の弁でした。

 

 

 

 梅沢冨美男氏(特別永世名人)

 新茶汲む所作ぎこちなき左利き 

        → 新茶汲む急須生憎左利き

   急須を描かないと左利きだからぶきっちょだと全人類の左利きを敵に回す句

  になるとの指摘でした。急須を描けば、急須は右利きように作られているから

  と理解されるという指摘でした。で、がっかり査定でした。残念。