プレバトに便乗して俳句~です。今回の兼題は「雨降りのシーン」とびしょ濡れ

の女性の写真でした。

 

 で、自作二句~、

 

 昨日の記事に引きずられて、

 

 「22才の別れ」の歌ずぶぬれの雨

 

 気を持ち直して、

 

 騒ぐ声驟雨やプール帰りの子 

 

 

 

 

 ということで、出演者の作品~、

 

 

 高島礼子さん

 おもい足夕立晴れに笑顔かな 

        → 重い足おもい心へ夕立晴れ

   ”笑顔”は雨が上がって晴れたら笑顔になるものでしょうと無駄と指摘され

  ”かな”でダメ押しをしてしまっているとけちょんけちょんでした。

  ”おもい”はどの”おもい”なのかをはっきりさせるため漢字にされました。

 

 

 

 結城モエさん

 春雨や祖父の先ゆくかえる寺

   ちょっとわかりにくい句だけれど、作者の想いを描くとこうなるし、ここまで

  まとめてきたのを評価し添削なしとなりました。

 

 

 

 笠松将氏

 靡けずも(なびけずも)龍なる日を見る鯉登れ 

        → 龍となる日もあり雨の鯉幟

   ”鯉”が”鯉幟(のぼり)”なら季語にもなるが、この句に季語が無く。なびけ

  ないのはどうしてかが伝わらないし、兼題の”雨”も感じられないと最下位でし

  た。

 

 

 

 トレンディエンジェル斎藤氏

 夏雨のシーンふと子らの着替え手がのびる 

      → 夏雨のシーン子役の着替え手に

   調べがダラダラしていて、”ふと”は安直で、雨のシーンがテレビの中では

  鮮度が落ちるとの指摘でした。

 

 

 

 津田寛治氏(今回一位)

 雨の森独り空蝉見る少女

   ”見る”は通常使わないが、ここでは少女を映像化するために必要との解説

   でした。

 

 

 

 キスマイ横尾君(永世名人 本への掲載決定)

 断崖は驟雨三分ノーカット

   緊迫感の伝わる一句と絶賛でした。

 

 

 

 梅沢冨美男氏(特別永世名人)

 本水のざんばら夏芝居

        ↓

        や

   ”に”なったと結果になってしまい、迫力を削いでしまっているとガッカリ

  査定でした。