プレバトに便乗して俳句~です。今回の兼題は「連休の混雑」

 連休ももう後半、早いものです。

 

 で、自作一句~、

 

 渋滞に悲鳴テレビ前で粽

 

 テレビの前で渋滞のニュース映像に「ひぇ~」なんて言いながら、自分は粽を

食べているというのんきな奴です。

 

 

 ということで、出演者の作品~、

 

 長野智子さん

 静寂の官庁街や落椿

 ↓

 祝日の

 連休の

 日曜の

 

 

 キスマイ宮田

 パレードかファンキャップ飛ばす春疾風 

  → パレードみたい春風飛ばすファンキャップ

   ”か”ってパレード見てパレードってわからないの?になるとの指摘でした。

   私はパレードに向かってファンがキャップを飛ばしたのが風に乗ったのかと

  思いました。だったら”や”でしょうか。でもこうなると、季語が弱くなるか、

  じゃぁ、”に”かな。

 

 

 

 関水渚さん

 青嵐海の上での人違い 

      → 連休の水着とりどり人違い

  青嵐:山の上の強風のこと

  季語の選択ミスと意味がわからないことも合わせ最下位でした。

  で、話から作ってみました。

 

 

  サーフィンす父見失い目の泳ぐ

  

 

 

 呂布カルマ氏

 二時間を惜しむくちびる桜色 

       → 二時間をむくれる子と桜

  桜色だと季語の力が弱められてしまうと、また子どもというより恋の歌かと

 捉えられるとの指摘でしたが、良い評価でした。

 

 

 

 

 とろサーモン村田氏

 渋滞の柩車に妣と春深し

      → 渋滞や柩の母とゐる深春

 母と少しでも長く居られるという気持ちをより鮮明にした添削がされました。

 

 

 

 立川志らく氏

 色も無き渋滞にふと桜雨 

      → 桜雨走れり色の無き渋滞

   ”ふと”が良くないとの指摘でした。ありきたりだそうです。

 

 

 

 フルーツポンチ村上氏

 黄金週間の原宿四つ折りの紙幣

  ↓

 春休み

   読みが難しいとの指摘でした。で、学生のことだということならとの添削

  でした。ということで、本への掲載はボツでした。