プレバトに便乗して俳句~です。今回の兼題は「スニーカー」(^^♪あのスニーカー
はもう捨てたかい~~♪)のスニーカーです。
で、自作一句~、
ズックからスニーカーへなりし春
としたら、旦さんがズックって何?って言うので調べたら、もう昭和の死語なんで
すって。いや、旦さんは知らないとおかしい年ですが。
ズックって低学年の子どもがはくスリッポンのことと使われていたのですが、実
は、布のことだそうです。
で、改めて、
キャラ靴をスニーカーに代えし春
ということで、出演者の作品~、
金子恵美さん
入社式一人馴染まぬコンバース
→ 入社式一人は白きコンバース
”馴染まぬ”は説明になってしまっているのが残念で、映像にする添削がされ
ました。
村山輝星ちゃん(才能アリ2位)
われ反抗期春夕焼の海岸へ
↓
砂を行く
波見つむ
”海岸へ”は凡庸なのでさらに上を目指す添削がされました。
石山アンジュさん
厚底や挫く心と青い春 → 我が青き春厚底に挫く足
挫く足と挫けた心をかけたそうですが、厚底だけでは伝わらないという指摘
でした。青春を青い春とするのは好き嫌いが分かれるという指摘もありました。
川崎麻世氏
運がつき裏を覗けば散る桜
→ 靴底に糞か桜の散りしきる
運つながりのウンチだそうだけれど、季語の桜がウンチの印象に負けている
という指摘でした。そして”覗けば”は俳句はそういう行動をして作るものだから
不要ということで、最下位でした。
添削後は、散り頻る桜の中にある糞だから桜が付いているかもしれないと桜が
立ってくるという先生の弁でした。
ペナルティ ヒデさん(今回一位)
春落葉片方だけのスニーカー
春落葉:ヒノキなど常緑樹が新芽のために古い葉を落としたもの
季語がしっかり立ち、またいろいろなドラマが見えると絶賛でした。
キスマイ横尾君(永世名人 本への掲載決定)
風光るピボットの軸は逞し
”軸”は普通は不要だけれど、”逞し”がつながることで念押しの一語となって
いるとのことでした。
梅沢冨美男氏(特別永世名人 お見事!査定)
花衣運転席のスニーカー