プレバトに便乗して俳句~です。今回の兼題は「宅配便」

 

 で、自作一句~、

 

 流し雛と雛あられを詰め送る

 

 

 ということで、出演者の作品~、

 

 ぼる塾あんりさん

 風光る劇場ファンから似顔絵 

     → ファンからの似顔絵風光る劇場

    ”風光る”で切るのか、風光る劇場”で切るのかわかりにくいとの指摘

    でした。

     2位と健闘されました。

 

 

 

 みちょぱさん

 インターホン残る寒さで背を屈め 

     →インターホンに応え余寒に屈める背

     ”で”が散文的との指摘と詩情に乏しいとの指摘でした。

     あとインターホンの内と外の区別がつく添削をされました。

 

 

 

 相田翔子さん

 早春の朝寝間着恥ぢらひ捺すはんこ 

     → 早春の朝や寝間着のままの受領印

    ”恥じらい”を書かない方が読みが膨らみ、”判子”と漢字にすること

   で締まるけれど、荷物の受取か、離婚の決心かわからなくなる

   ということでの添削でした。

 

 

 

 キスマイ二階堂くん(今回一位)

 春の虹10周年の腕時計              

    型に填めた秀作と絶賛でした。

    春の虹というとすぐ消える虹という意味のものだけれど、中句以下の

   希望めいたもの、頑張ってきたというものがあり、夏のしっかりした虹を

   目指していくということを描いているのか なとも取れるという解釈でした。

    とうとう一位が取れました、おめでとう!

 

 

 

 篠田麻里子さん(特待生2級)

 祖母のもの日付指定の春ショール 

      → 今日届く祖母の形見の春ショール

    ”祖母のもの”と”春ショール”が離れているのが損している、

    ”日付指定”は重要か?誕生日であると言いたいが字数が大幅

   オーバーしてしまうということで工夫をされた添削でした。

 

 

 

 千原ジュニア氏(名人9段)

 不登校児に届く卒業証書 

      → 不登校児宛てに卒業証書の筒 

    (内容に対して)素っ気なさ過ぎる、詩的な手触りが欲しいという

    指摘の添削でした。

                                      

 

 東国原英夫氏

 インターホンに春光の顔半分 

      → 顔半分占め春光のインタホン

    春光の意味は、春の景色のことで、光そのものでは無い光にも景色、

   春の雰囲気を連想させる必要があるということでした。

    で、本への掲載はボツでした。