プレバトに便乗して俳句~です。今回は錦秋戦決勝戦。
兼題は「充電切れ間近のスマホ」の写真。う~~~~~~ん、うんうん。
と下手の横好き、自作二句~、
充電をとスマホチャイムつるべ落とし
焦る気持ちを詠みました。
別れ話中充電切れに流れ星
で、出演者のの作品~、
東国原英夫氏(7位)
携帯をタコ足充電夜学校
→ タコ足充電夜学の携帯のとりどり
中八になっていることと、散文の語順であり、携帯にズームインして
いるのに、いきなり学校と大きなものに飛ばすのは損とのことでした。
梅沢冨美男氏(6位)
龍淵に潜む充電切れのスマホ
→ 真っ黒な液晶画面龍淵に
取り合わせは良かったけれど、もっとわかりやすく映像にする添削
でした。
フルーツポンチ村上氏(5位)
発電機運ぶ赤鬼村祭り
直しはなかったのですが、扱った発想がありがちなのよ、
と散りました。
FUJIWARA藤本氏(4位)
まず雁の飛来を尋ね長電話
こちらも”まず~”という句はありがちだけれど、型ということでよく
使いこなしているし良いという評価でした。
中田喜子さん(8位)
秋雷や絶縁破壊長き闇
→ 秋雷や絶縁破壊の闇長し
三段切れになっていました。
千原ジュニア氏(9位)
夜半の秋次子に授乳の妻ZZZ
→ 次子に乳あきの夜半なる妻ZZZ
語順で損をしました。添削で、目に見えない季語が妻して見えるように
されました。
立川志らく氏(3位)
静かに文を破るふと秋蛍
↓
秋蛍ほのと
”ふと”という語は便利に 使われるところがあるので、”秋蛍ふと”と
人の行動ではなく、蛍に欠けると良いという添削に。
キスマイ横尾君(2位)
フリードリンク夜学士の電子辞書
フリードリンク、夜学士で、状況がわかる、さすが。電子辞書で
ける、それぞれの言葉を立てて 映像を見せてくれると絶賛。
森口瑤子さん(10位)
秋蝉や仰向いてなほぎぎと鳴く
→ 仰向いてぎぎと鳴きけり秋の蝉
秋蝉が仰向いて鳴くという俳句はあまりにもあるので、少し面白く
する添削がされました。
キスマイ北山君(優勝)
スマホ死す画面に浮かぶ指紋と月
浮かぶという映像にしにくい言葉を指紋と月という言葉で具体的に
した、それが北山君だったと、先生ビックリの絶賛でした。
と、キスマイ二人の1.2フィニッシュでした。
しかも、優勝した北山君は唯一の特待生、
名人が下位に沈むという下剋上の回となりました。
北山君たちの待つ間の悲壮感も、そこまで?と思いましたが、人前で評価される辛さ
もありなむですね。
その面は可哀想にも思いますが、勉強になるわぁ、良いものを観せて頂いているわ
と感謝です。