プレバトに便乗して俳句~です。今回の兼題は「寝坊」
ということで、一句~、
寝汗に寝坊シャワーにダッシュ登校
で、出演者の作品~、
渡辺満里奈さん
吾子の首息ひそめ見る夏の朝
→ 学校の朝ぞ寝る子の汗の首
”首ひそめ見る”で先生は病気の我が子を想像してしまったと言わ
れ、ひそめる必要なし、叩き起こせばイイと。
ABC-Z塚田君
七月や意気込み遅しジム疲れ
→ 七月のジム意気込みの空回り
三段切れを解消し、”遅し””疲れ”と説明しない添削をされました。
”遅し”って意気込みが激しくて帰りが遅くなったという意味だった
のですね、わからなかったわぁ。
風間トオル氏
夏の朝あせって歯ブラシ鼻の中
→夏の朝歯ブラシ鼻に入りそう
焦っているからこの状況になっているし書かなくてもわかるから
省略でいいでしょうと、投げやりな添削をされた先生でした。
中村ユリカさん
しまったとじわり汗ばむ三尺寝
→ うたた寝の過ぎて汗ばむテスト前
三尺寝:昼寝のこと”三尺寝”と”汗”は季語重なりになっていると。
工藤美桜さん(今回一位)
担任からのモーニングコール夕の虹
オリジナリティ、リアリティがあり独自性がある。
朝から夕方まで寝てしまっているこの子はどういう子だろう、先生も
熱心な方だと想像が膨らむいい俳句と先生賞賛でした。
フジワラ藤本氏(永世名人→名人縦断へ降格)
昼寝覚ひらがなだけの置手紙
→ 昼寝覚子のクレヨンの置手紙
ひらがなだけの手紙と言っても子どもとは限らないので、誰かと定義して、
ひらがなよりクレヨンのほうがおしゃれという添削でした。
梅沢冨美男氏
永らえて短夜をなほ持て余す
↓
逢みての
巡業の
ありきたりでダメと。
”逢いみて”で、恋多き男、”巡業”で役者と梅沢冨美男氏らしさを出した
添削をされました。ということで、本への掲載はボツ!となりました。