プレバトに便乗して俳句~です。今回の兼題は「折り畳み傘」
で、自作二句~、
折り畳みの相合傘よ走り梅雨
持ってけと折りたたみ傘梅雨晴れ間
「傘持った?」っていちいち言われたらウザって思うのに、言っています。
ということで、出演者の作品~、
キスマイ宮田君
戻り梅雨軒先の粒犬吼える
→ 犬吼える梅雨の戻りの軒のしずく
キングオブ凡人。
三段切れになっているのと、”粒”って何?というのが問題という評でした。
神田愛花さん
NEWの傘「カワイイ欲しい!」梅雨カモン!!
↓
COME ON
変わったことをするなら覚悟を決めてしなくてはという添削でした。
が、添削しても凡だと。
村上弘明氏
雲の峰写生する手に筆と傘
→ 雲の峰写生す傍らに雨傘
”写生す”で手と筆は無駄な言葉だとわかる。
しかし、写生しているのだから傘を持ってって 雨の心配をする
より絵に集中して!という先生の弁でした。
中川大輔氏
夏の雨凌ぐ如意棒振り回す
→ 如意棒のごと傘を振る夏の雨
ストレートに”如意棒”では孫悟空か?アニメかおぬしはとなってしまう
という皆の感想で最下位でした。
ディモンディ高岸氏
夏の朝マルタをもってはおろして
→ 夏の朝マルタ担いでランニング
労働の句だと解釈して一位判断をした先生でしたが、高校時代の部活
での練習風景だったということで表現できていないし、感動が無くなった
と凡人へ浜ちゃんの判断では最下位に見えると、どんでん返しの怒りと
笑いの句となりました。
森口瑤子さん(特待生2級 →1級)
ジェラシーを折って畳んで白日傘
ジェラシーという重い言葉を読み込んだ上で季語を主役に持って行くの
は至難の業 ”ジェラシーを折って”で激しさを”畳んで”と静けさへ持って
行き、ジェラシーという黒と白日傘の白を対比させ綺麗に収めてきている
と絶賛でした。
梅沢冨美男氏(本に掲載決定)
子の傘に透ける窓あり青蛙
確かな俳句だと大絶賛でした。