プレバトに便乗して俳句~です。今回の兼題は「プレゼント」
ということで、自作一句~、
クリスマス願いしものを手にす朝
で、出演者の作品~、
升毅氏
天心へ未完の脚本(ほん)よ寒オリオン
→ 脚本(きゃくほん)は未完寒オリオン高し
亡くなった監督への想いを詠ったそうです。天心は天の中心ということで
オリオンと空重なりしてしまっているのと、脚本を”ほん”と読ますのは字数
合わせの無理とも感じるいうことでの添削でした。岡倉天心氏のことじゃな
かったのね。
高し”とすることで、視点が上になり、祈りにつながるということでした。
菅原初代さん
皸(あかぎれ)割れる強情我慢の父譲り
→ 皸や強情我慢父譲り
”皸割れる”と音数が溢れるのが気になったと先生の弁、皸は割れるもの
だからという添削でした。
かまいたち山内氏
冬銀河届きし箱に夢を見る
→ 届きたる箱よ冬銀河の夢よ
夢は見るものでしょうよと。
私が見ても、発想が凡人だわさ。
NEWS加藤君
セロファンのかりかりと鳴る冬の朝
↓
セロファンテープ
先生がセロファンの包装紙を連想したということで、セロファンテープと
した方がいいのでは?という弁。
俳句でも2位70点と好成績でしたが、本業の小説でも直木賞候補に上が
ったそうです。「オルタネート」
小倉優子さん
クリスマス鬼滅の柄のプレゼント
↓
ペンケース
鞄
具体的に物を書かないと、発想も凡人だしと最下位の 凡人査定でした。
ゆうこりんは、包装紙と言っていたので、それでもいいのではないか
と思いました。
本仮屋リイナさん(今回一位)
風の子を見守る我ら着膨れ隊
”着膨れ隊”という言葉が面白く、イマドキ感もあり、
”我ら”という言葉の位置もよく、作者も隊の一人と伝わり活き活きとした
一句と賛辞でした。
東国原英夫氏(名人 星4つへ)
ほしかもんはなかジャングルジム冷たし
”ジャングルジム”の選択が良かったと、哀の象徴。
冷たしとも響いています。
「欲しかもんはなか」って切ないです。
梅沢富美男氏(永世名人 本へ掲載決定)
妻よりと楽屋見舞いの加湿器来
”来” としたことが良いと。
このコロナ禍の中、人が楽屋を訪れることが出来ない中、妻から加湿器が
届いたことを擬人化した踏ん切りがさすがと絶賛でした。