プレバトに便乗して俳句~です。今回は「炎帝戦」 予選A,B組予選。
兼題は「封筒」簡単そうで難しい、思い付きそうで字余りになる。
で、自作二句~、
友からの手紙元気付けの初夏よ
長すぎる手紙世代の夏メール
若者にとって、長いメールというのは、夏の暑さと同等にうざいのだろうなぁと。
子に苦言というか、質問を兼ねてメールしたときに、こんな長いメールする人は
居ない!!と逆襲を受けたことがあります。
ということで、出演者の作品~、
パックン氏
夕虹の補欠合格ミートパイ
↓
パイ焼く音
ミートパイが最後にくると印象が強すぎて季語が負けてしまうという
ことでした。
馬場典子さん
ささらめく洗い茶巾や軽井沢
↓
風清し
庭清し
朝清し
軽井沢のような感じがした、という作者の意図をはずれて、軽井沢で
茶会をしていると伝わってしまっているということでの添削でした。
洗い茶巾:茶道での夏のお点前の一つ
朝清し:夏のお茶会は涼しい朝早くから楽しむということから
キスマイ横尾君(ブロック2位)
夕虹やデビューし茶封筒
千原ジュニア氏(決勝戦進出)
亡き猫に病院からの夏見舞い
ABC-Z 河合氏
縁側の寛ぐ(くつろぐ)父や初鰹
→ 縁側の父よ初鰹の頃か
縁側は寛ぐものと決まっているから無駄となるということでの添削でした。
松岡充氏
夏暁けや封蠟も今固まりぬ
↓
のいま
”も”では欲張りすぎ、”の”とすることで読者が考えてくれると添削され
ました。
確かにすっきりして冴えが違うなぁと感じました。
”今”も”いま”とすることで、固い漢字との比較でキレイかなということ
でした。
皆藤愛子さん(ブロック2位)
検診結果封切る刃先日の盛り
日の盛り:正午~午後三時頃
日の光に刃先が光るそんな緊張感も検査結果を開ける緊張感と共鳴し
ていて良いとのことでした。
フルーツポンチ村上氏(決勝戦進出)
二枚目はベランダで読む手紙かな
結果は、まず千原ジュニア氏とフルポン村上氏が決勝進出を決め、キスマイ
横尾君、皆藤愛子さんが、敗者復活を争う一枠を、来週またC,Dブロックで
2位の人たちを合わせて競ることとなりました。
そして、FUJIWARA藤本氏の「ぬうぬうと~」という過去の句とフルポン
村上氏の「林道の朽ちた廃バス~」の句が、中三の国語の教科書に載ることとなっ
たそうです。
発想が良かったりする反面添削の余地もあるということで選ばれたのでしょうと
ジュニア氏の弁でした。