プレバトに便乗して俳句~です。今回の兼題は「サンダル」ということでクロックスの写真でした。
で、自作二句~、
夏の油断クロックスの足に君の目
炎天下踵もげたるサンダルや
クロックスの写真を見たとき、すぐユーミンの「DESTINY」の”どうしてなっの~今日に限
って安いサンダルをはいてた”を思い付いたのでした。(クロックスは安くはないけど
高級感はないと感じて)
そして、炎天下に急な坂を歩くと、熱に接着剤が融けるのか何度も踵の台や布がはずれ
た経験があって、それを描いてみました。
で、出演者の作品~、
かまいたち浜家氏
ぶかぶかのサンダルに飽き駆け回る
↓
もう裸足
ぶかぶかのサンダルに飽きたのに、それで駆け回るの?という作り
になっていたので、作者の意図に沿うよう添削されました。
菊池桃子さん
蝉しぐれ町の広場のコンダクター
↓
みんみん蝉は
蝉しぐれは多数の蝉に対し、コンダクターは一人で、作者の意図する、
蝉しぐれ=コンダクターは不可能ということで添削をされました。
また、発想が凡人すぎるということでした。
生見愛留さん
おろしたて光るサンダル夏の雨
→ 夏の雨に光るおろしたてのサンダル
夏のサンダルが下したてで光っていたのに濡れたというかと思ったら、
作者の意図は、濡れてさらに光ったサンダルだったということでした。
栗原恵さん(元バレーボール選手)
足通し熱に紅らむ跣足かな
→ サンダル蒸し跣足の痛きまで
紅らむは恥じらって頬が赤らむことだから使い方が違うと足通しも
サンダルとは限らない表現で良くないとのことでした。
田中史朗氏(ラグビー選手) 今回一位
朝虹の全国紙一面 ONE TEAM
虹という吉兆で朝ということだから朝刊、そこにONETEAMで、
ラグビーとすぐわかる、らしい作品とべたぼめでした。
ABC-Z河合氏(特待生)
補助輪を外し三周麦茶の香
上五中七で人物、様子、状況がわかるコンパクトな作りになって、
また、麦茶の香にすることで見守っている大人の気持ちが表現出来て
いるということで絶賛でした。
梅沢富美男氏(永世名人)本に採用
水玉の模様クロックスの日焼け
水玉模様のサンダルかと思わせておいて、実は日焼けのあとと
色の変化を狙った良い句だと。