プレバトに便乗して俳句~です。今回の兼題は「旬のスィーツバイキング」の写真。

美味しそうでしたよ。

 

 で、自作一句~、

 

 せっかくだし秋秋秋とバイキング

 

 秋の味覚を狙い撃ちと、栗やリンゴやスイートポテトやパンプキンって取って

 いくのが楽しい。

「ちゃんと食べてる?」と問われて、

「大丈夫、しっかりもう食べたから」と応えたら、横から

「見てました、しっかりスィーツ取って食べてました」

って言われたことがあったなぁと。

おかずはちょこっと、あと

早い者勝ちの一種を除いて、スイーツ全種食べてたもんねぇ。

 

で、出演者の作品~、今回はなんと才能アリ一人に他全員才能無しという波乱でした。

 

 

 ダレノカレ明美さん

 初雪で空に視線腕止まる 

         → 初雪の窓ケーキとる手を止めて

               腕止まるでは、何が腕に止まるの?になる。

     雪は空から降るに決まっているしとの添削でした

 

 

 

 渡辺満里奈さん

 甘き森迷いて見えぬ窓もみじ 

          → 迷い込む秋スイーツの甘き森

                      ”甘き森”でバイキングは想像できないということで

      伝わるように作りましょうという添削でした。

 

 

 

 

 霜降り明星 粗品くん

 白き皿蜜柑が好きで茜空

       → 白き皿を蜜柑のスイーツで満たす

              ”茜空”が食べ続けた時間経過なら凡人でしたが、皿の上の色

              の比喩だったということで、才能無しに転落しました。

      添削してもどうでもいいことだと、先生の弁。

 

 

 

 

 小手伸也氏

 手末(たなすえ)の凝乳(くりーむ)ほける子栗鼠顔

   → クリームなめる秋の小栗鼠のような吾子

                   ”栗鼠”はまだ正式な季語ではない。

       動物の季語は食べて美味しい物を取り上げらているそう。

       気取ってどうするという先生の評で最下位でした。

       ”たなすえ”は指の先のことで、ほけるは呆けるということでした。

 

 

 

 

 九重龍二親方(今回一位)

 秋場所勝ち越しビュッフェは千疋屋       

                  兼題からの季語の選択に驚いたと ビュッフェと千疋屋と

                 具体的なのが活き活きとさせ、”は”が強調させる選択で手練れ

                 だと思ったとの弁でした。

 

 

 

 

 千原ジュニア氏(特待生)

 バティシエに告げる吾子の名冬うらら    

                  中句で”名”で留めることで、重さが加わり、子への愛情深さ

                 が伝わると絶賛でした。

 

 

 

 

 中田喜子さん(名人)

 流れてるショコラの奥の冴ゆる巴里       

                ショコラフォンデュのシーンから冬のパリへ飛ばして

     ショコラとパリで甘くて、苦くて大人のおしゃれな句と絶賛でした。