プレバトにに便乗して俳句~、です。 今回の兼題は「運動会」ということで、リレーで勢い

余ってコケているお父さんがメインの写真でした。

 

で、自作一作~、

 

 父リレーに膝カックンと肥ゆる秋 

 

 リレーに参加した旦さんでしたが、あれは棒リレーだったか、4人で持った棒の一番外で

走っていたところ、スピードに乗り損ねて膝がカックンときて危なかったことがありました。

日頃の運動不足がたたってか、体も重くなってるし、膝に栄養摂らなきゃいけないし、って

とこですか。

 

 ということで、出演者の作品~、

 

 

 増田恵子さん

 号砲の音消す鼓動燃ゆる秋 

      → 秋晴れの号砲を消す 我が鼓動

     号砲と音が重なってしまっているというところと、”燃ゆる秋”だと紅葉を

    想像してしまう可能性があるし、闘志だと陳腐になるということでの添削

    でした。

 

 

 

 

 中澤佑二氏

 朝五時に場所取り並ぶ運動会 

    → 朝五時の場所取りは父運動会

     発想がTHE KING OF 凡人と。情報は捨てられないし、詩的じゃないし、

   迷惑!と先生激怒でした。

 

 

 

 

 高田万由子さん

 秋晴れや抜け抜け抜かせ勝て我が子

    → 秋晴れのリレー抜け抜け抜かせ吾子

    躍動感を出したかったということでしたが、程があるという先生の弁でした。

    種目を入れることで、臨場感を出し、しつこさが減るという添削でした。

   にしても、私はこれをして、息子チンと旦さんに嫌がられました。褒めるな、

   そしるなと、それってお母さん、口がきけなくなると抵抗しましたが。

 

 

 

 

 錣山親方

 ドローンからもみじと思えば運動会 

    → 運動会の帽子もパラソルもカラフル 

   「ドローンから」という説明は要らないし、上から見ているなという映像を

   書かないと。

    また、もみじと思えば運動会って、なんじゃらほい?とつながらない

   ということで、添削されました。

 

 

 

 

 キスマイ宮田君(今回1位)

 運動会父とお揃いバンソウコウ   

    バンソウコウが運動会中、後の場面を一緒に想像させ、漢字にしなかっ

   たことで可愛さが出てきて良いという評でした。

 

 

 

 

 ミッツマングローブ氏(特待生)

 秋声に褪する石灰最終種目     

     味わいが大人。

     秋声とは、秋のもの寂しさを表す季語で、褪せる石灰で秋の

    風景かなと思わせて最終種目とくることで、運動会なんだとわからせた。

     しかも具体的な種目名を出すと、賑やかになってしまうところを最終

    種目とすることで、しみじみとさせたと先生絶賛でした。

     そして、定年退職の校長先生を想像したとのお話でした。

 

 

 

 

 フルーツポンチ村上氏(名人)

 リレーバトン空のケースにいぼむしり 

    → リレー練習バトンケースにいぼむしり

     いぼむしり:かまきりのこと、季語

    ”空の”というのが無駄ということでした。

    空になっている情景を映像化すれば良いと。