明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 
 早速、プレバトに便乗して俳句~です。今回は、前半・後半と分かれ、前半は”番組対抗戦”で兼題は「初もうでのお賽銭」でした。
 
 ということで、自作一句~、
 
 5円玉二枚ゴロ合わせをし初もうで
 
 10円玉は、”遠縁”ということで良くないといいますが、5円玉を2枚にして悪いことから遠縁、良いこととは十分に二重に、ご縁をということでの語呂合わせ。
 
 
 で、出演者の作品~、
 
 バナナマン日村氏
 寒空やしんとし偶にヘリの音               
      ↓
     深閑たまに
 
 
 
 深田恭子さん
 本厄もアラサーも去り年酒酌む 
     → 本厄さよならアラサーさよなら
   年酒酌む”も、も、去り”の組み合わせは散文的で良くないと添削されま
  した。
   ”さよなら”を繰り返すことで、思いを明確にし、独特のリズム(調べ)
  を作ります、とのことでした。
 
 
 
 
 賀来千香子さん
 社(やしろ)にて父母の背そっと初明かり 
   → 父母(ちちはは)の背にお社の初明かり 
   初明かりで、既に親への感謝が感じられ、”にて”が散文的であり、”そっと”
  が何にとわかりにくい、と添削されました。
 
 
 
 
 草野仁氏
 とりどりにはずむ振袖娘らの春  
            ↓
            けさの春   
            ビルの春   
            村の春
   振袖は娘が着る物と重複していると添削されました。 
   まさに正月の朝、季語でもアリ仕事始め
 
 
 
 
 鈴木光さん(今日の1位)
 賽銭の音や初鳩青空へ 
 
 
 
 
 立川志らく氏(特待生)
 懐手解いて絵馬書く癌の人 
   
   今日の1位の鈴木光さんと競ったのですが、描写が、一瞬を鮮やかに再生
  した鈴木さんに軍配が上がりました。
   たしかに、きれいなのは光さんの作品の方ですね。
   でも、考えさせる志らく氏の作も直しはなく良い作品いうことでした。