プレバトに便乗して俳句~、第二弾。錦秋戦決勝に便乗です、兼題は「郵便ポスト」

の写真、なに~それ、季節感が無い!
 
 ということで、自作一句~、
 
 喪中はがきの準備か彼岸花よ
 
 ポスト→ハガキ、手紙という連想から練りました。忘れていたわけでは無いけれど、月日が経つのは早い、と喪主ではない親族としての気軽さと故人を思う様子です。
 
 で、出演者の作品~、
 
 千原ジュニア氏
 出席の葉書投函秋日和 
          ↓
         菊日和        
         鵙(もず)日和  
    改まった会のイメージ躊躇する会のイメージなども良いと
 
 
 
 
 中田喜子さん
 ポストへと合鍵返し秋夕焼 
     → 合鍵はポストへ返し秋夕焼
    他のいろいろなものは引き取って帰るけれど、合鍵は置いていくわね、
   外を見ると夕焼、切ないわねぇ と先生の添削。
 
 
 
 
 キスマイ横尾くん
 ニュータウンの剥げたポストや降り月(くだり月) 
                          ↓
               月爛々(月らんらん)   
    ニュータウンのさびれと降り月ではイメージが近く、季語の降り月が
   弱るので、対照的な爛々とした月にし、月を際立たさすという添削でした。
 
 
 
 
 
 ノンスタ石田氏
 秋の雨投函口に残る指 
    → 秋の雨や投函口にたじろぐ指
                                 
    添削前だと、解釈が間違われると言われてたしかに私もホラーか
   サスペンスかと思えました。本当の意味は、大事な手紙ほど入れるときに、
   躊躇したりして簡単には入れられないとのことでした。
 
 
 
 
 
 フジワラ藤本氏
 秋月やパリの封筒切るナイフ 
 ↓
 月清か(さやか)                      
    季語の月にあえて秋をかける必要があるかといったら無い!という
   ことでの添削でした。
    私の感想として、月さやかとナイフの反射が呼応していて良いなぁと。
 
 
 
 
 フルーツポンチ村上氏
無月なり紙ナプキンの置手紙          
   ドラマですねぇ
 
 
 
 
東国原英夫氏
星月夜赤ちゃんポスト動きおり 
   → 赤ちゃんポストに赤ちゃん動く星月夜
   添削前だとポストが動いてしまいます。
 
 
 
 
 梅沢富美男氏(錦秋戦優勝)
廃村のポストに小島来て夜明け       
   季語:”小鳥来るは晩秋に来る渡り鳥のこと