プレバトに便乗して俳句で~す。 今回のお題は「桜と新幹線」

 
 ということで、自作一句~。
 
 上京す初桜過ぐ新幹線
 
 初桜の花冷えにも似た緊張感を持って、いざ!初の東京生活かなぁ~と新大学生をイメージして作りました。
 
 で、出演者の作品~。
 
 田中美佐子さん 
 新幹線桜舞う空流れけり 
      → 新幹線桜の空の流れゆく
   舞うでは、新幹線の速さとにブレが生じると先生。
 
 
 
 
 吉本実憂さん
 台本のラストの「・・・・・」(てんてん) 春の宵 
                 ↓
               (無言)
 
 
 
 
 キスマイ宮田君
 のり弁と車窓に映る初桜 
    → のり弁と君と車窓の初桜
                 
    車窓は映るもの、映るは無駄。
    のり弁(俗) と 初桜(雅) の取り合わせは良い と先生の弁
 
 
 
 
 市川右團次氏
 幼き日桜(はな)の知らせと師のもとに 
  → 上京や桜(さくら)の知らせ師のもとへ
   さくらの知らせとすることで合格の知らせとなるかと先生の弁、
       
   中学合格とともに歌舞伎へ入門した実体験だそうです。
 
       で、私なりに作ってみました。
 
      サクラサク 知らせを持ちて 師に入門
 
 
 
 立川志らく氏
 朝桜夕べの雨に色をつけ 
 → 朝桜ゆふべの雨に色そへん優雅です。
 
 
 
 
 ミッツマングローブ氏(特待生)
 吹き上がる花屑先の流線型 
     → 吹き上がる花屑流線型のひかり
    ”ひかり”とつくことで新幹線の流線形とわかるようになりましたよね。
    その先の桜吹雪をイメージしてのことだそう。
 
 
 
 
 フジワラ藤本氏
 新幹線待つ惜春のチェロケース
    惜春の類語に晩春、ゆく春とあるけれど、惜春が一番惜しむ気持ちが
   強い言葉でよい選択をされたと先生の弁。
    春(桜)の白とチェロケースの黒の対比も良いとのこと。
    句の音から、待つが新幹線に連なるのに気づかなかった私でした。あとで、
   あぁ~と思った次第、まだまだ。