プレバトに便乗して俳句~。 今回のお題は「月と鎌倉大仏」の写真。

 
 ということで、自作二句~。
 
 月明り仏顔拝し得気分
 
 大仏も俳句ひねりし名月や
 
 
 
 で、出演者の作品~。
 
 
 名高達男氏
 名月や今昔変わらぬ黄金色 
     → 変わらざる黄金に月も大仏も
   大仏が見えてきました。
 
 
 
 
 手塚里美さん
 月見酒満たされもつれる足元よ 
     → 満月に酒に満たされたる足どり
 
 
 
 篠原梨菜さん
 夕月夜(ゆうつくよ)まとうは白き衣なり 
        → 月光をまとうて大仏の白し
   誰がまとうているのかがわからなかったとのこと
 
 
 
 
 大沢あかねさん
 大仏の頭は月見団子かな 
   → 月見団子めきたる大仏の螺髪(らほつ)
   発想が、詩情なし~、ひゃははは
 
 
 
 
 千原ジュニア氏

 大仏を拝むボクサー朝の月

    ↓

    睨む

 

 

 
 フルーツポンチ村上氏(特待生から名人へ)
 夜晴れにぺりっと剥がせそうな月 
   → 夜を張れてぺりっと剥がせそうな月
   ”ぺりっと”と、はがせそうなの”せ”が光っているそう、確かに。
 
 
 
 
 キスマイ横尾君(名人)
 秋の暮街路に鳩のふくみ声
 
 
 
 
 FUJIWARA藤本氏
 大仏の御手から月は生まれます     
   話し言葉を使ったことで作者の持ち味が光っているそう、
 
      書き言葉にすると、
  大仏の御手より月は生まれけり  
 
 
 
 
  で、俳句甲子園優勝校開成高校に、プレバト選抜チームが挑み、なんと勝ってし
まいました。
 お題は、「子規と野球」
 
 ということで、私も一句
 歓声に生きろと捉う子規ありや
 
 
 で、彼らの俳句を~
 
 フルーツポンチ村上氏
 野球部の従弟は素振り盆の月
  野球部の というのが説明的ということで、少し減点されていたので、
  私考えまして、
 
    バット持ち従弟は素振り盆の月 
   でどうかなって思いました。
 
 
 
 
 ノンスタ石田氏
 秋天を抜け百年をゆく野球
 
 
 
 フジワラ藤本氏
 少量の秋の来ている外野席
 
 
 
 開成高校の面々
 
 サイダー激し野球に負けてきて
 
 ユニフォームましろきままに夏の果
 
 試合果つ二百十日のバット置き   
  二百十日(台風)で、野球の季節は終わったこと、どんな試合模様を
 乗り切ってきたかがわかるということでした。