プレバトに便乗して俳句~。 今回のお題は「海と駅」
海の見える駅といったら、江ノ電前の太平洋と思い込んでしまっていましたが、
愛媛県の今治市下灘駅でした。前は瀬戸内海、向こうは広島でした。
ということで、勘違いしたまま作った一句~。
海だ夏の光は我を彼方へ (17音)
で、出演者の作品~。
小島瑠璃子さん
遠のく音初夏は幻海は凪
→ 遠のける音はつなつの海は凪(17音)
三段切れは良くないとのこと。
初夏は幻って爆風スランプの「夏の恋は幻~」を思い出しました。
全部う~そさ、そんなもんさ。
鳥越俊太郎氏
紺青の先に羅府(ロス)あり夏の海
→ 夏の羅府あり紺青の海の先
ロスはロサンゼルス
スッキリした感じに
藤井隆氏
手のひらの帰りのキップ潮の香り
↓
夏の潮
季語がなかったのが惜しかったと先生の弁
筒井真理さん
固きベンチに影と張り付く夏の駅
→ 影と張り付く固きベンチ夏の駅
ベンチに座る男子に注目、孤独か。向岸の広島にも思いを寄せたそう。
キスマイ北山君
青割れて見惚れる背に青嵐
→ 青嵐水平線に割れる青
意味が通りました。
山からの風を背で受けて、目の前には水平線に二分された海と空の青。
中田喜子さん
空蝉の転がるベンチ海の駅
この駅が、今治市の下灘駅だと調べられていたのが、特待生の中田喜子さん
と1位の筒井真理さんだったというのが、先生感激だったそうです。