プレバトに便乗して俳句~。 今回のお題は、「海と水平線と空」の写真。
ということで、自作一句~。
海と空炎帝船が迫り来る
黒船来航のような、彼方より現れる迫力を持って、暑い夏が来るような感じを受けたので表してみました。
で、出演者の作品~。今回は、名人と特待生特集でした。
キスマイ千賀君
雷鳴を吸ってうねるや蒼き海
↓
吸いてうねり立つ
動きが大きくなりました。
キスマイ横尾君
籐椅子の脚元にある水平線
→ 籐寝椅子のあしもとにある水平線
籐椅子だと床に足を付けるイメージだったり、脚だとイスの脚とも取れ
るのでとのこと。
ノンスタ石田氏
喧騒の溽暑走り抜け潮騒
”騒”重ねがいいなぁと思いました。
中田喜子さん
荒神輿はねる鳳凰波けたて
→ 波蹴たて跳ねる鳳凰荒神輿
三遊亭円楽氏
夕凪の帆に寝葉巻の老漁師
→ 夕凪の帆に寝て老漁夫の葉巻
東国原英夫氏
夏の果ボサノバと水平線と
夏の果ては夏の終わり、その頃の気だるさですって。
先生絶賛!
フルーツポンチ村上氏
渋滞の後部座席の浮袋
→ 渋滞の座席を弾む浮き袋しぼむ
梅沢富美男氏
星空の螺鈿を恋ふ 夜光虫
→ 星空の螺鈿さざめく夜光虫
季語の星空と夜光虫が、螺鈿に負けていると、添削されました。
さざめく は螺鈿にも夜光虫にも係ると。技です。
FUJIWARA藤本氏
セイウチの麻酔の効き目夏の空
病気になったセイウチの治療のため麻酔を打ち効いてくるのを見守る
水族館職員さんたちの息を詰めた感じを出したそうです。
先生お気に入り。
私は、麻酔で眠りに入るセイウチが一瞬見た夢かと思っていました。