プレバトに便乗して俳句~。 今回のお題は「雨の銀座にて」

 で、自作一句~。
 
 獅子像前眺めて待つか傘の波
 
 銀座は三越ライオン像前が待ち合わせのメッカとか、時間より早く着いたけれど、行き交う人も傘に顔が隠れて、待ち人を探すのも面倒くさい、あっちが気付いてくれるだろう、おしゃれな人たちを見ながらでも待って居よう、そんな気持ちを描きました。
 
 
 ということで、出演者の作品~。
 
 
 博多大吉氏
 母つれて歩く銀座走り梅雨 
         ↓
         は、や (強調)     
         の (限定)
   ”は”が好きです。
 
 
 
 
 山村紅葉さん
 文字盤の涙にゆがみ梅雨の星 
     → 時計塔の文字盤梅雨の星ゆがむ
 
 
 
 佐野ひなこさん
 通り雨衝動買いの傘増える 
     → 梅雨の蝶衝動買いの傘増える
  ”梅雨の蝶”は梅雨の晴れ間を表す季語だそうです。
 
 葉加瀬太郎氏
 メゾフォルテ銀座の梅雨の物語 
    → 梅雨はメゾフォルテ銀座の物語
         
 
   で、作ってみました。
  
   ヒールに跳ね銀座の梅雨はメゾフォルテ 自作 
 
 
 
 千原ジュニア氏
 五月雨を知る紙袋のビニール 
      → 紙袋にビニール五月雨と知る
   デパートで紙袋にビニールを掛けてくれて、あぁ雨が降ってきたんだと
   気づいたということだそうです。
    
 
 
 三遊亭円楽氏
 チーママ 裾はしょりたる梅雨の夜
 
 
 
 フジワラ藤本氏
 梅雨の闇利かぬ二頭の警察犬 
      → 警察犬の鼻先に梅雨の闇
    視点が独特ですよね