加計学園疑惑リーク元 読売新聞が異例報道の「官僚の風俗通い」は安倍官邸からの“リーク”

デイリー新潮 5/24(水) 17:00配信
 
前川喜平・前文科事務次官(62)の出会い系バー通いを報じたのは、読売新聞の5月22日付朝刊だった。新聞メディアでは異例ともいえる官僚の“風俗通い”追及記事だが、これは安倍官邸が主導したものだった。

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 背景にあるのは、前川前次官が“第2の森友問題”といわれる「加計学園」疑惑報道のキーマンであるとの事情だ。

 加計学園が運営する大学の獣医学部新設をめぐり、安倍総理が便宜を図ったとされる文科省作成の文書が流出したのは報道の通りだが、そのリーク元こそ、前川前次官であるという。

「ネタ元は前川さんです」

 と明かすのは、加計学園文書の存在を報じた朝日新聞の関係者。

「記事にしたあとに、官邸スタッフから、“安倍総理周辺は、どこかのメディアと組んで前川さんに人格攻撃を仕掛けようとしている。その結果、前川さんの出した文書の信憑性が問われ、丸々報じた朝日も恥を掻くことになるから”と言われました」

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 ともすれば政権発足以来の窮地に立たされかねなかった安倍政権が講じた、メディアを用いた防衛策――。5月25日発売の「週刊新潮」では、前川前次官がリークに打って出た理由を解説。問題の出会い系バー利用客の証言と共に、詳しく報じる。

「週刊新潮」2017年6月1日号 掲載
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  これ、大手新聞社や官邸がしたらダメでしょう。
 新聞や、日本の政治の品格が落ちてしまうでしょう。
 
 政治家や官僚の言葉尻を取るにしても、政策だったり違法なことだったり、
国民の権利を誹謗するもの、公的性質を帯びるものへの非難をするのが新聞であって、恥ずかしいプライベートを暴露する場ではないと思いました。
 大手新聞社がそんなことをするというのは、知性の放棄だと驚きました。
 
 週刊誌はいいんですよ、もともとそういう色物を挟み込みながら真実に辿り着けるよう、各種雑誌で各種話を突き合わせて判断できますから、
 
 でも、大手新聞社はそんなことをしては、いけない。
 
 今、民主党に何?って思うのも
 各種法案についての問題点とか、憲法学者の先生とかがTV番組で言ってくれているのに、そういう本質的な質問をせずに、個人攻撃や大臣の変な答弁に乗せられて
どこ行くのと思う質疑応答になっているし、
 
 あまりに驚きました。政治家も新聞社も立場が示すプライドや品格を守って欲しいと思いました。あらゆるものの信頼性が崩壊すると思いました。