恒例プレバトに便乗して俳句~。

 今回は端午の節句ということで、「鯉のぼり」
 
 ということで、一句。
 
 ”初夏の空鯉と太郎が滝登り”
 
 
 ”鯉のぼり”って簡単そうですが、思いつかないものでした。”鯉のぼり空を泳ぐ”なんて、ありきたりですものねぇ。苦肉の策が、
 太郎は男の子の名の代表として、昔からあったなぁと思って、それに実家に、金太郎と鯉の人形があって、子どもが滝登りをするように出世して欲しいという親の願いを表すものだったのかなぁなどと思っての一句。
 
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 で、出演者の作品ですが、良いモノ揃いだったような気がします。
 
 まず、元AKB篠田麻里子さん(改)
 「朝戸風雲揺る隣家の鯉のぼり」   
  朝戸風:1家にサァ―と入る気持ちいい風のこと。
 
 
 
  友利新さん(改)
 「蒼穹へ競いて跳ねる鯉のぼり」
 「蒼穹へ競いてはためく幟(のぼり)かな」  
  幟って縦長の大きな旗のこと。
  幟違いで画像が全然違ってしまうと先生の弁。
 
 
 
 小籔千豊氏 (改)
 「鯉のぼりみたいな口で子ら見上ぐ」 
 
 
 
  キスマイ 千賀健永君(改)
 「青く濃き五月の空を行く大魚」 
  大魚というのが渋い、”舞う”を”行く”へ先生の手直情景が大きくなったでしょう。
 
 
 
  梅沢富美男氏(改)
 「菖蒲葺く背伸びの空に鯉三つ」