さっき、フジのワイドショー番組”ノンストップ”で「母の呪縛」についての話が
されていました。
先日、橋本治著 「橋」 という本を読んでも、昭和の母って子育てに失敗して
いるんじゃないの?って思ったり。
わかる、わかる と思いながら、文章を書いていくと、どこまでをどう書いてい
っていいのかわからなくなったので、そこは削除して、
しかも、息子チンが
「それにしてもあんなにキツイ言い方しなくても良かったのに」とばあちゃんに
言ったそうなので、私の子育ても上手くいったのかいっていないのか、それはわか
りませんが、
私がずっと言い続けたのが、
「お母さんには、その世界しかわからないから、その価値観でものを言うけれど、
間違っているかもしれないよ、だから聞いても信じ込んだらダメよ。自分で考えなさ
い」
でした。この言葉が誰かの役に立つと良いのだけれど。
それにしても、どうしてばあちゃんに言うかなぁ、大学が私の故郷にあるので、
ばあちゃんちが下宿から近いとはいえ、厄介なのに。
本当に、母親って厄介ですね。
私の母のことを思っても、あの性格は変わらないし、私のいうことは理解でき
ないらしいし、
母としての私自身を振り返っても、私が出来たことはもちろん、出来なかったこ
とも子どもには出来て欲しいし、出来たら超嬉しいし。不安のない人生を送って欲
しいと思っては、要らないことを言っているようだし。
子どもは、私の子どもよ。と所有欲が顔を出すし。
LILICOさんが、
「お父さん似だ」と嫌そうに言われたという話、お母さんの独占欲の裏返しだっ
たのだろうなぁと思いました。
私も息子チンの中に私が見えなかったとき、悲しかったですもの。当時、幼児反
抗期だったので言う事は聞いてくれないし、痩せると私に似るのですけれど、太る
とダンナそっくり。私とダンナは全然似ていないのに。
私が娘としての場合は千秋さんと同じタイプ。小島慶子さんのタイプになるには、
ちょっと能力が足りなかった(苦笑)
ちょっと紹介すると。
お勉強に関しては千秋さんも親に言われたのと同様キツイ物言いになるそう。
小島さんは、お母さんにとって思った通りに勉強も出来て、社会的にも華やかな
世界で成功したと自慢の娘で「私の作品」と言ったそうで、小島さんはとっても苦
痛に感じたそう。
息子チンがどんどん大人になっている中、振り返るとプリプリしたお尻を振って
走り回っていたのが、すっかり大きくなってと、思い出すのは幼児期のことばかり
、楽しかったなと。(母の一方的な想いかもしれませんが) お母さんは思い出の
中で生きていくから、あとは本当に自由にと今は思っているのですが。
嫁が付いたら、ブチブチ思うのかしら。。。。。? やだなぁ。
多分、息子チンは家に立ち寄らなくなるだろうなぁ。それはそれで良いような気
がします。母は思い出の中で幸せに生きていくからって今から思っているのですが。
あっ、ボケるとは違いますよ、念のため。