【壮年期(30〜59歳)】ライフステージごと食生活

〜ライフステージごと食生活〜

【壮年期(30〜59歳)】

30～59歳をいいます。

個人差はありますが、青年期から壮年期の初めの30代は、心身ともに充実した年代です。 40代になると、加齢とともに細胞や組織の衰え、老化による機能の衰えが急速に起こり始め、疲労感を自覚するようになります。

45歳～55歳頃には男女ともに更年期障害が見られ、その後さらに、免疫力の低下などによる疾病や高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病が現れやすくなります。

脂肪の割合は、20～30%と言われていますが、エネルギー過剰摂取と運動不足から肥満になりやすい時期でもあります。だからこそ脂質の摂り方も重要になってきます。

[食事のポイント]

21項目の心身状態に合わせたアドバイス

この頃は進学、就職など環境の変化が多くなる時期でもあり、ストレス・睡眠不足・血糖バランスの乱れなどが起こりやすくなる可能性も高くなってきます。21項目別の食事アドバイスを積極的に取り入れていく事が大切です。

＜21項目の心身状態＞

血糖バランスの乱れ・低血糖対策、糖化老化、飲酒・アルコールの飲み過ぎ、肝の疲れ・デトックス力低下、タンパク質不足、消化不良(胃弱・食欲不振)、腸内環境の乱れ、炎症、アレルギー・免疫力低下、栄養不足による代謝不良、ミトコンドリア機能低下、酸化、自律神経の乱れ・ストレス、性ホルモンバランスの乱れ、貧血ぎみ、冷え性・低体温、血圧高め、腎の弱り、むくみ、脱水・水分不足、不眠・睡眠不足

『【生活を見直そう！】心身の状態をチェックしよう！』心身の状態をチェックしよう！普段口にしている"食べ物"が原因かも！？ ---------- チェックしてみてください‼️ ⬜︎イライラしやすい⬜︎キレやすい…

ameblo.jp

＊健康美容食育士としてアドバイスいたします。

オメガ3脂肪酸

オメガ3脂肪酸は、HDLコレステロールを増やす効果が期待できます。アマニ油や、青魚などを有効に摂ることで、コレステロールのバランスを整えていく事が大切です。

更年期対策

女性ホルモンに似た成分のある大豆食品や、カルシウム、マグネシウムを補給し、ホルモンバランスを整えましょう。亜鉛やビタミンEを多く含む貝類をメニューに加え、食事から自然にとると良いでしょう。

[気をつけたい食品]

トランス脂肪酸・飽和脂肪酸

この年代はメタボリックや、生活習慣病予備軍になりやすい時期です。特にトランス脂肪酸や、飽和脂肪酸などは、LDLコレステロールを増やしてしまう可能性が高いので、気をつけましょう。

[その他]

更年期

更年期障害は、女性特有のものとされてきましたが、男性にも起こることがわかってきました。加齢とともにホルモンバランスが崩れることによって、心身ともに不安定な状態になりやすくなります。そのため、食欲不振や過食を起こしやすく、栄養面の偏りも見られます。気分転換を図り、食事や生活リズムを崩さないようにすることが回復の早道です。