高血圧を下げるためには?
高血圧の治療時に用いられる言葉として血圧は低ければ低いだけ良いとされます(適正範囲内で)。
おもな理由としては血圧を下げることで虚血性心疾患や動脈硬化、脳疾患のリスクがどんどん下がるからです。
糖尿病による合併として高血圧が発症することはこれまでの記事にもありますが何よりも血圧を下げることが優先されます。
予防策や治療法として健康診断をしっかり受けたり、家庭でも血圧測定を行う習慣を身に着け、早期に変化に対応できるようにしておきましょう。
しかし現実は医師の指示通り薬を飲んでいなかったり、これまでの生活習慣のまま、一向に改善することがない人を多く見受けられます。つまり目標の血圧に届かない人が多いのです。
特に糖尿病患者の場合は塩分を控えること、コレステロール・飽和脂肪酸の摂取制限、野菜、果物などのビタミン、ミネラルを摂取すること、減量、アルコール摂取制限、運動療法、禁煙などの全ての生活習慣を一度見直さなければいけません。
その中でも運動療法にはストレッチが推奨されます。ストレッチは自宅でできることや、取り組むことへのハードルが低いことが挙げられます。
これまでの生活習慣を繰り返し、長年蓄積した結果糖尿病や高血圧を発症したのですから修正が大切です。しっかり修正すれば血圧も下がり血糖値も下がります。特に肥満のある人の場合減量によって血圧低下も期待できます。
季節変動のある血圧
血圧には季節変動があり、夏は低く冬は高くなる傾向があります。
特に夏は血圧が下がります。要因として気温ですが、毎日30度を超える気温では身体も自然と汗をかきます。実はこの汗をかくことが非常に良いのです。なぜなら水分と塩分を汗と一緒に流していきます。日頃から血圧が高い人は夏には低くなる傾向があるということですね。特に家庭でも日々計測しておくことはとても良いことです。
日頃から計測しておくと血圧が高い日があったり低い日があったりと変化に敏感になることができます。最高血圧が140mmHg以上最低血圧が90mmHg以上だと高血圧が疑われます。
家庭血圧測定のメリット
・数値の変化に敏感になることで些細な変化に気づくようになる
・日々の決まった時間で計測できる
・リラックスして計測できる
・血圧手帳に記録することで医師にすぐ見せることができる
家庭での血圧数値が安定する日が続けば薬を半分にするなどして、状態に合わせた薬の処方になることも可能となる。安定すると患者さん自身の心の安定にもなる。家庭で測った血圧の数値を診て今後の治療方針や治療経過観察をみることができるので血圧手帳にはしっかり記入しておくべきだろう。
測定時間に関しては朝の場合起床後1時間以内にする。就寝前に測定するときは、座って1~2分後のリラックスした状態で測定することが推奨されている。
このように予防や治療促進として生活習慣の中で工夫はできるものです。
日々のちょっとした習慣が未来を作りますので皆さんも見直していきましょう。
オススメストレッチのご紹介
ストレッチは筋肉を伸ばすことで血液循環を良好にします。その結果、酸素や二酸化炭素、栄養、老廃物の交換が促進され体温も上昇し基礎代謝が上がります。
基礎代謝が上がると痩せやすい身体になります。特に糖尿病、高血圧の人には汗をかく習慣は大切です。ストレッチもしっかり行うことで特に運動不足の人には効果的でしょう。
お尻のストレッチ

お尻の筋肉は人体の中でも二番目に大きい筋肉です。大きな筋肉を鍛えたり、ストレッチで柔らかくすることが実はとても重要です。大きければそれだけ身体に対する効果も大きいということです。
やり方
1 座った状態で片足をもう片足の膝の上にかけます。
2 膝の角度は90度を保ちましょう。
3 足が胸につくと柔らかいですが、ほとんどの方は胸までつかないと思います。
4 曲げている側のお尻につなっぱる感じがあればストレッチ成功。
5 30秒を3セット行ってください
床で行う大腿四頭筋ストレッチ

大腿四頭筋のストレッチはとてもシンプルです。特に人体で一番大きな筋肉でもあり伸びていることも実感できると思います。ではやり方のご紹介です。
1 最初は両足を伸ばして座ります
2 後ろに両手をつきます
3 片足を曲げますが足の甲が床に接するようにしましょう
4 その状態で1分間
5 物足りない方は画像右のように肘をついて負荷を高めても構いません
腰ひねりストレッチ

腰は身体の中心にある筋肉です。上半身と下半身を繋ぐのも腰。
腰の筋肉を柔らかくし血液循環を活発にしましょう。
やり方
1 仰向けに寝ます
2 片足をもう片足側にもっていき腰をひねります
3 肩が浮かないようしっかり固定します
4 30秒キープしたら反対側も同様に行います
まとめ
高血圧を改善するストレッチということでしたが、ポイントは毎日できる限り続けることです。そしてしっかり呼吸をしながら行うことが大切になります。呼吸を止めてしまっては逆効果になってしまうので自分に合ったストレッチから行っていきましょう。
また食事も塩分の高くないものや、糖分の摂りすぎなどには十分注意しましょう。やはりストレッチだけに頼るのではなくあらゆる角度から高血圧を解消するためには食事管理もしていきましょう。